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警察(クトゥルフ2010)参照 都市伝説課での呼び名「禮(らい)」 常に笑顔を絶やすことのない犬系男子。実のところは過去の虐待の影響で「喜怒哀楽」の感情を持たず、「こういう顔をしていれば大抵問題ない」ために笑顔を貼り付けているだけである。 この世界の何にも心動かされないが、HO1に対してだけは死んでいるはずの感情が露わになる。気にかけて束の間の平穏を与えてくれたあの人、けれど本当の意味で救い出してはくれなかったあの人。愛しさと憎しみが湧き上がる。一体どうして、貴方にだけこんなにも心を動かされるのだろう。それが知りたくて、HO1のいる都市伝説課の職員となった。 HO2 存在意義 【秘匿HO】 あなたは幼少期、両親からひどい虐待を受けていた。 生半可なものではなく、生死を彷徨うレベルだ。毎日毎日、幼いながら今日を生き残れたことに感謝していた。 そんなあなたには、一つだけ楽しみがあった。それは、市役所の職員が訪ねてきてくれることだ。 両親は市役所の職員をひどく恐れており、職員が訪ねてきた日1日は暴力を振るわれることもなく、穏やかに過ごせたのだ。 しかしそれも長くは続かず、あなたは両親からの暴力でついには生死の境を彷徨った。頭に強いダメージ負い、そのせいで小学校から今までの記憶がぼんやりとしか残っていない。 その後は施設に預けられ今の今まで過ごしてきたが、後遺症なのか、意識があまりはっきりしなかった。常にぼんやりとした意識の中にいたが、HO1を見かけた時にその意識は急速にはっきりした。 彼/彼女があのとき自分を気にかけていた職員であるとはっきり思った。 また、あなたは両親からの虐待から逃れ施設に保護されてからというものの、人ならざるものに好かれやすくなってしまった。異形のものを目の当たりにするのが日常となってしまったのだ。 その縁があってかないかはわからないが、あなたは非常に影が薄い。 面接を担当した都市伝説課の職員からは、「向こう側と随分縁が濃いみたいだ、都市伝説課に配属されたほうがいいよ」とのお墨付きだ。 都市伝説課にはHO1がいる。 あなたは自身の境遇を改善するため、それから、HO1に会うために都市伝説課へと赴いた。 【PC作成ルール】年齢指定：23歳 特徴表：サプリメント「クトゥルフ2015」より、特徴2-2「影が薄い」を取得すること。（生まれつき目立たない。＜忍び歩き＞＜隠れる＞に＋20。） 都市伝説課での「呼び名」を考えること。 後遺症：都市伝説化 「職員さん」という都市伝説。 HO1とHO2、二人で一つの怪異。 困ったことがあるなら迷冥市役所都市伝説課の二人組を訪ねるといい。何でも解決してくれるはずだ。 探索者は都市伝説化。つまるところ人外となるため、通常のシナリオには参加不可。設定に齟齬がなければタイマンシナリオなどは問題ない。 【2】ゆらめく炎 【コスト】1正気度、1ラウンドの時間がかかる。呪文の維持に1ラウンドごと2MP消費する。 術者の人さし指から細い円錐形の炎が飛び出す。炎の色は術者の自由。 この炎は明かりに使うのも、芸に使うのも、暖をとるために使うのも良い。 炎の温度は大きなろうそくの炎と同じくらいだ。 【後遺症】 ・取り戻したパーツが欠けている場合→ PCは夢の体の機能を欠損していることになる。 次回以降、『夢の中』が舞台のシナリオでは【欠損している部位が機能しない】。 （胃がなければ空腹も満腹もなくなり、物が食べられない。眼球がなければ目が視えない。） 「パーツ自体はあるが機能していない」とするか「パーツ自体がない」とするかはPLの自由。 ただし、この後遺症は【KPCと同席している場合には影響を及ぼさない】。 KPCの夢見の力が無意識にはたらき、PCの欠損部分を補完しているからだ。

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