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とある幸せな家族の話 HO1 名前：枯聲孝幸（からこえ たかゆき） 誕生日：12/24 好きな物：コーヒー 本（漫画も）家族 家族呼び方：HO2→愛さん HO3→結愛 HO4→幸音 どこか一線を引いているように見える35歳。 しかし家族のことは大切で、命に変えてでも守りたいと考えている。 --------過去-------- 旧姓：須賀美（すがみ） 由来→スカビオサ(私は全てを失った) 母親は浮気性、父親はギャンブラーという家庭で育つ。孝幸が12歳の時に母親は完全に蒸発、父親は負けて帰ってくると孝幸を殴り付けて酒に溺れた。両親からまともな形の愛を貰えず歪んでいた孝幸は児童養護施設でもさらに孤独な日々を送っていたが、枯聲家の老夫婦に養子として引き取られてからは少しずつ改心した。元の苗字である須賀美を捨て、自らも枯聲と名乗り、以降は戸籍等々の書類も全て枯聲になった。 仕事は自分のように苦しんでいる人を助けたいという一心で警察庁生活安全局を志望。出来れば現場職が良かったのだが如何せん体力の問題で警察庁という比較的事務職の多い方を選び、日々仕事に勤しんでいる。 週に2~3回ほど通っていたカフェの女性店員、愛さんに声をかけられ、なんやかんやあって（本当になんやかんやあって）結婚し、今に至る。娘息子はもちろん可愛く、愛さんも愛おしい。しかし、たまに自分の経験した過去のような状態になってしまうのではないかという不安に駆られている。しかも、息子はあまり自分に懐かないし、娘は思春期でどう接したら良いのかが分からない。 ''僕は何か間違えたのだろうか？また、あぁなってしまうのか？'' そんな不安が夜眠る時に脳内を駆け巡る。しかし朝が来れば、家族の顔を見れば、そんな不安を消し飛ばすほどの幸福感がやってくる。大丈夫、僕は大丈夫だと自分に言い聞かせ、3人を眺めている。

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