タグ： 我が死を救済せよ

▏ ▏HO1：白　あなたは染まりやすい人間だ。 人の気持ちを理解し、話すことに長けている。 理由がどうであれ、過去・もしくは現在、死にたいと考えたことがある。 ──だからこそ、この事件を解決したいと思うのだ。 ▏理想の死に方 死ねるならなんだっていいんだ、でも贅沢言うなら事故死に見せかけた自殺がいい。 誰が悪いでもなくて、自分の不注意で死んでしまいたい。 自殺に見えるとあの子なら心配するだろう？でも誰かに殺してもらうなんて相手がかわいそうだよ。 だからボクは可哀想だな運がなかったなあって言われて、葬式終わったらぽかんってみんなから消えてしまいたいよ。 誰の記憶にも残らないのがいいな。 といってもボクと仲がいいのって今ではあの子くらいなんだけどね。 ▏自殺を考えたことがある理由 無意識に嫌なことも苦しいことも押し殺すため、元々心身ともに疲れ切っていた。 精神科に入院させていた母が軽快したのをきっかけに、外出させたがそこで事故にあい死亡。 未だ母のことをわかってやれなかった、助けてやれなかったという後悔から死にたいと思っている。 ▏𝗖𝗵𝗮𝗿𝗮𝗰𝘁𝗲𝗿 押しに弱く、同情しやすい。加えてテキトーな感じで生きている。 締まりのない顔をしており、穏やかな印象を持たれる（悪く言えばお花畑脳）。 兄の崇馬が刑事であることを知り興味を持っていたが、前職はカウンセラーをしていた。 どんなことをしているのだろうっと気になっている内に、実際に警察になっていたため信念などはない。 お話をしっかり聞く刑事になるぞぉ！を大切にしている。 幼いころ両親は離婚しており、自分は母親に連れていかれ祖父母の家で愛されて育つ。 白瀬は母の旧姓。 祖父母は高校生の時にが亡くなり、その後から母親は精神的に不安定になり長期入院することになる。 母を支える為にカウンセラーを目指す。 入院やケアを続けた甲斐もあり母親は調子がいいように見えた、外に久しぶりにと外出させた際に事故によって死んでしまう。 父親の一周忌のことだった。（4年前） 父親のことは朧げにしか記憶がないが、兄が連れていかれた時の不安感が未だになくならない。 生存確認のためほぼ一方的に手紙で連絡を取っており、時々返ってくる兄の手紙はすべて取っておいてある。 兄のことは今も好き。 前の仕事を辞め、若い中に浮いていた白瀬と仲良くしてくれた同期の灰田と友人になる。 年下の彼だが何かと助けてくれたりしてくれるため、かなり懐いている。 見かけると駆けよってしまう。 灰田のことも好き。 集中するものが好きなので射撃練習をできるときはしていて得意な方。 逆に手を挙げるのは不安な気持ちになり苦手だったりする。 相手と会話し馬鹿らしいと思うわせるようにしているので、話していると落ち着くと思われている。 一人称)) ボク 二人称)) お前、君 「事件だってね、きっと犯人も考えることがあったんだよ。きっとそうだよ」 「教えてくださりありがとうございます、全力を挙げて捜査しますので」 ────────────────────────────────────── ◇ 感情に敏感なことに加え事なかれ主義なので、自分の主張をするのが得意ではない。 「いいんじゃないかな」「そうだと思うよ」 優しいのではなく、相手を不機嫌にさせたくない。 その性格は辛そうな母親に安心してもらうために身についた癖。 兄を連れていけなかったことを母が苦しんでいたことを知っており、そのことで罪悪感がある。 自分がいなければ兄を連れてこれたのではと思っている。 ◇ マザコンでブラコンで友人の引っ付き虫。 自分の中のものは全力で愛する傾向がある。こわい。 ◇ 母親の遺書（勝手に考えたのでこんなんじゃないかもしれんな） 「おとうさんもおかあさんもいなくなって、 　ようやく自由になれるはずなのに 　いつもあの人が過って辛かった。 　私に幸せなんかないんだってそのたびに思う。 　崇馬がちゃんとやっているかだけが心配 　置いていってごめんね。 　優真がいるから忘れられなかった 　 　あの日からずっと苦しい 　終わらさせてください」

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