タグ： ローラン リシャール

百年にも及ぶ戦争の最中、孤児である自分を育ててくれた教会には感謝しかない。 このような情勢で育ててくれた教会に恩返しをしなければならない。 騎士としての立場を与えられたからにはその名に恥じぬ振る舞いと品性を持って行動しよう。 他者には慈愛を、自身には戒律を。 与えらた役割をこなさなければならない。 困っている人がいるなら手を差し伸べよう。 命令があれば完遂しよう。 そのために必要な努力は続けてきたはずだ。 国に住まうすべての人が安心して差別なく平和に暮らせるようにと願う。 そのためならば己のすべてを捧げよう。 これは誓いだ。 この誓いは決して折れることは無い。 ドミニクは共に高め合い理想を語り合える存在だ。 妹のエステル共々護っていかなければならない大切な存在だ。 この戦争が終わり平和な世の中が訪れた時に豊かな国になるためには農民たちの力が必要であり彼らの存在はとても大切である。 我々が食べていくために日々働いている彼らには感謝しかない。 平和の世の中を維持するためには罪を犯した人たちに処罰を与える必要がある。 そのために損な役回りを引き受けてくれている処刑人たちにも感謝を。 そんな彼らの重要性が広く理解されるような世の中になることを願っている。 長く平和を築くためには教会という組織ひいては位階の人たちが中心となり信仰とともに民を纏め導を示して貰わなければならない。 彼らがいなければ見えない明日に怯える人たちのを前に進ませることはできないだろう。 そんな彼らを護るために騎士は存在している。 全ての国民が将来に思いを馳せ笑顔で暮らせるように体を張ることで助力となろう。 最近気がかりなことはジャンヌと名乗った少女のことだ。 軟禁されており、多くを語らない彼女が普通の暮らしが出来れ日がくればと思う。 ジャンヌといえばかのジャンヌ・ダルクへと思いが向かうことは仕方ないだろう。 どうかあのような非業な運命を辿る者が今後現れませんように。 僕の剣は国民を、国を護る為に振るわれる。 困難を退け、希望ある未来のために僕は戦い続けよう。

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