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蹂躙するは我が手にて HO3 オルテンシア・フローレス ファレノアの参謀総長。名家の息子であるが、父は厳しく名高い軍人であり、オルテンシアも16歳からは軍人としての人生を歩んできた。その身体は貧弱で戦闘においては役に立たないが、豊富な知識と聡明さで参謀総長にまで成り上がった。身長が小さいことはさほど気にしていないが、頭の良さには自信があるためそこを馬鹿にされると怒る。 良い意味でも悪い意味でも使えるものは何でも使う。護身用としてＤ国から買った拳銃を所持していたし、Ｄ国の技術を積極的に盗むことを提案したのもオルテンシアだ。罪悪感はあるが、「これも全てファレノアと期待してくれている父のため」とその罪悪感を押し潰している。 父からの期待に応えるために努力してきたが、父はB国によりファレノアが第三次世界大戦の主戦場とされたことさえオルテンシアのせいだと糾弾とした。「今までの努力を台無しにされた」とB国とHO2に対して嫌悪感を抱いているが、本心では軍人としての父の異常さに気付いている。今はまだ、それを認めることが出来ない。 数十年前ファレノアはA国の所有地として支配下にあったが、HO1の働きにより開放された事実があるため、オルテンシアはHO1に尊敬の念を抱いている。支配下にされた経緯などはオルテンシアが産まれる前に起こったことなのであまり気にしていない。 オルテンシア本人について 参謀総長として表に出る時や父と話している時は礼儀正しく落ち着いている。が、それ以外は基本的に面倒な子供のような態度を取る。その素を隠すつもりは無い。家族、ひいては父が大好きで彼に褒められることで安心感を得ていた。だが今回の件で父に糾弾されたことでその愛情に疑問が生じ、複雑な気持ちを抱いている。本を読むことが好き。何でもメモを取る癖があり、ボールペンは嫌いで鉛筆を好んで使っている。消せないのが嫌いらしい。戦えないが護身のため銃を愛用していた。 ファレノアについて 小さな国で人口も少ない。特産品は紫陽花。その他様々な花が有名である。 標語は「花開いた自由」。数十年前A国と戦争し敗北。所有地となったが、第三次世界大戦が始まる前に自由となった。 戦争には消極的であったが、第三次世界大戦ではHO2により主戦場と化し、Ｄ国の技術を盗みそれを利用し作戦を立てていた。 名前の由来 オルテンシア(紫陽花) フローレス(スペイン語では花、英語では欠点のない、完璧な) ファレノア(造語) 表 「ファレノア参謀総長、オルテンシア・フローレスです。以後お見知り置きを」 「父は偉大な方だ。彼を侮辱するのは許さない」 裏 「あの人は...歳下だけど良い奴だと思う。ファレノアを自由にしてくれたのは彼だ。俺は素直に尊敬するよ」 「あいつだけは絶対に許さない。あいつがいなければ、俺がお父様に見放されることもなかったのに...！顔も見たくない！」 「文字通りの天才がいると聞いた。技術を盗んだことは申し訳ないけれど...俺は使えるものを使っただけ。謝れというなら謝るよ」

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