タグ： 亜月式 振斗 手の平のキカイ、手の内のセカイ 百奇夜行

︎︎ ︎︎ 歴史は語る。支配とは"悪"であると。 法律は語る。支配とは"掟"であると。 宗教は語る。支配とは"神"であると。 白色は。黒色は。赤色は。青色は。老年は。青年は。天才は。凡人は。強者は。弱者は。勝者は。敗者は。多勢は。無勢は。機械は。世界は。 語る、語る。皆一律に、同じ様な顔をして、語る。 そうだ。彼らは語る事しかできない。 語る事しかできないから、そう騙るしか無いのだ。 実につまらない戯言を。 夢は無い等と云う絵空事を。 間抜けな顔と無価値な舌で、機械の様に垂れ流し続けるだけなのだ。 彼は語る。『魔女』は語る。狂気的なほど余所見の知らぬ、その視線で語る。 ただ頂だけを見据え、他の全てを見下ろして。 理屈も倫理も経緯も、何もかもが意味を成さなくなる彼の魔の手が、 確かに頂点へと伸ばされて、着実に世界を蝕もうとしている。 特徴:珍しい技能、天気予報士(シナリオ終了後に採用) 年収:1000万円　財産:5000万円 榊 蘭太(さかき らんた) 24歳 男性 シナリオ「かいぶつたちとマホラカルト」HO2:『魔女』用キャラ(通過済) ＋「SHOTGUN KIXXING MARRIAGE」「ムケムエカモソム」通過済 以下シナリオ「かいぶつたちとマホラカルト」の内容に関する記述あり フリーランスプログラマーとして収入を得ながら、裏ではクラッキング等の犯罪行為を繰り返しているサイバー犯罪者。 活動理由はただ一つ、「世界征服」を己の手で成し遂げる為。 誰しもがありえないと首を横に振る野望をただ純粋に追い求めて生きる、一種の狂人。 世界征服の為に利用できそうなあらゆる知識を集めようとしている。彼の自認としての専門分野は、現代世界の殆ど全土に張り巡らされていて欠かせないインターネットを乗っ取るためのコンピューター知識だが、人体を根本から支配する為の医学・薬学知識も同程度に有している。また、それらには及ばないが英語や法律にもある程度精通している。 身長は大体171cmだが、3cm程度の厚底ブーツを履いている事が多いため、素の身長よりも背が高く見える。外見年齢は若く20代前半程度に見えるが、見た目は組織創設時の5年前から殆ど変わっていない。 また、髪が長い事や、顔のパーツ自体は「可愛らしい」の部類である事から女性的に見えるが、普段の一人称は「オレ」だったりして、口調や仕草は男性的。と言っても、喋り方は状況次第である程度切り替えているらしいが。 組織内では「キラ」と名乗る。会合の際にはよく陽気に差し入れを振る舞い、適当な口約束で返礼をせびってくるが、お返ししなくても特に気にしないので問題ないし、もちろんお返ししても構わない。話し合い等の最中にも私物のノートパソコンを触り続けている事が多々あるのはご愛嬌。組織には特に関係の無い個人的な犯罪をしてたりしてなかったりする、らしい。 保守的な政治家の父親と、それに付き従っている様な(蘭太から見て存在感の薄い)母親を持つ。 「政治家か医者になれ」と幼少より教えられてきたが、命令される事への強い反発感があり、それでいて実親さえも子供の頃から見下していた為、知識は吸収しながらもこの教えには従わないと早くから決めていた。また、世界征服の夢も子供時代から持ち続けているもの。 学生時代にコンピューターにのめり込み、有名企業のセキュリティを突破する等のサイバー犯罪に勤しむ様になる。曰く、「捕まる気は無いが、それはそれとして少年院で済む内に色々試してみた方が得」との事。1度だけ己の悪事が明るみに出そうになったらしいが、その際は秘密裏に父親の黒いネタを入手している事と、「政治家の息子」として実親や周囲の環境からストレスを与えられ続け非行に走ったと証言する事を父親に伝え、親の権力を利用してもみ消させている。 この様な横暴な振る舞いをしていたので、元々あまり良くなかった両親の夫婦仲を破壊する事になったり、高校卒業の時点で家を勘当されたりしているが、本人は少しも意に介していない。 現在は、表と裏の生活それぞれの収入を存分に有効活用して、それなりに良い暮らしをしている。余談だが、組織のメンバーである『鬼』こと「千代川 さゆ」にシェアハウスを申し込まれ、それを許諾している。 以下シナリオ秘匿情報 ★ HO2『魔女』 　組織の創設時からいる。あなたは視線である。 推奨技能：≪薬学≫≪医学≫、≪コンピューター≫ ──あなたは高い技術力を持ったサイバー犯罪者だ。 電子ドラッグを含んだウィルスを蔓延させる事件に関わった事がある。 それに伴い人体や薬学の知識にも触れてきた。 ≪医学≫≪薬学≫に+20 の補正が入る。 また、これまでの活動経験により≪クトゥルフ神話技能≫を+5 成長する。 【盗聴技術】 組織のメンバーの持つ端末、及び自分が目視した事のある通信機器へハッキングする事が出来る。 しかしリアルタイムで宣言し、アクセスに集中しなければならない。 指定の端末が通話中に≪コンピューター≫を成功させれば、通話内容を得ることが出来る。 場合によってはカメラロールやメール履歴などのファイルにもアクセス出来る可能性がある。 【魔女の切り札】 あなたが何らかの技能を行い 5 以下の出目を出した際、≪クトゥルフ神話技能≫に成功した事になる。その際切り札を一枚入手する。この切り札を任意のタイミングで切る事で、あなたは以下の支援を行う事が出来る。 ･どのようなダメージでも 1 度だけ無効にする。 ･短期･不定の狂気を即座に解除する。 ･任意の判定における出目を-30 する。1 以下にはならず、判定を行った直後でも可能。 ･任意の判定を必ず失敗させる。 切り札を切る際、あなたは状況を正しく把握してタイミングと対象を指定しなければならない。 シナリオ開始時点で一枚、あなたはこの切り札を持っている。 ※現在0枚所有。 ★以下、『魔女』が持っている情報です。 【組織の創設】配布 HO:『狼』『魔女』 5 年前、創設当時のメンバーは『狼』『魔女』『幽霊』の 3 人に加えもう一人存在した。 『悪魔』のネームを持つ、40 代の男性。組織結成前は『狼』と友人関係であった。 『狼』『悪魔』は金銭、『魔女』は技術、『幽霊』は資料の窃盗目的で偶然とある企業をターゲットにした事で出会ったのだ。 企業の名前はマホロバ株式会社。日本を代表する大手電子機器メーカーである。 手を組み 1 年に渡り作戦は続き、各々の目的は達したが合流に伴い『悪魔』が音信不通となる。 以降捜索を続けていたが未だ足取りは掴めていない。 【電子ドラッグ蔓延事件】配布 HO:『魔女』のみ 『魔女』は組織の創設前、マホロバ株式会社が機密裏に開発したと言う電子ドラッグに興味を持つ。 ウィルスのようにネットを通じて蔓延するそれは電子機器に感染し、勝手に音楽を再生する代物だ。 それは『魔女』の持つ電子機器にもやって来て奇妙な曲を奏でた。背筋が粟立ち頭がおかしくなりそうなものだ。 噂によると感受性の強い人物などはこの曲を聴いていると昏倒したり心身に異常をきたすらしい。 組織創設から『悪魔』を欠いたあの作戦で、『魔女』はこのウィルスに関するデータと技術を手に入れた。 当時の電子ドラッグは未完成のものである事。僅かながら催眠効果がある事。脳に直接作用する医科学が利用されている事。 …神を崇める祝詞､あるいは呪文のようなものが含まれている事。地球上の言語では無い事。 神の名は、マアナである事。 解析から以上の事が分かった。それに伴い意図せず神話的知識も得ることになる。 因みにこの事件自体は規模が小さかったせいか世間的には犯人が見つからぬまま自然鎮火している。 【株式会社マホロバとその研究所】配布 HO:『狼』『魔女』 日本を代表する大手電子機器メーカー、特に AV 機器分野では世界最大手。 その中でも脳波による電子機器の操作を実現しようとする部署がマホロバ PSI 研究所。 実際成果は全くと言っていいほど上がっていない金食い虫の部署だ。 かなりの秘密主義な為情報は殆ど漏れて来ていないが、5 年前の作戦により人体実験や邪悪なオカルト的研究が行われている事を暴いた。 研究所の所在は度々移っており、政府すら相手取る秘密主義相手に情報窃盗以上のアクションは難しい。 【『鬼』の加入】配布 HO:『狼』『魔女』『鬼』 『鬼』は死刑囚であり、3 年前『幽霊』からの依頼によって組織が助け出し、スカウトした。 その際『狼』『魔女』へは最低限の情報しか渡されていない。 故に『鬼』の素性をどれだけ共有するかは本人に委ねられている。 【『天使』の加入】配布 HO:『狼』『魔女』『鬼』『天使』 『天使』の持つ情報、事情などは『幽霊』が把握し安全だと判断した上で半年前、組織に加入している。他の仲間にどれだけ共有するかは本人に委ねられている。 以下シナリオ内で取得 【PSI:クレヤボヤンス(透視)】 このシナリオ(かいぶつたちとマホラカルト)内に限り、あなたは指定した他者の視界を共有し、対象が見ているものを見る事が出来る。一度の使用に MP を 1D3 消費する。指定する他者は人間でなくても構わない。 しかし他シナリオで使用する際は KP 許可が必要。

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