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湖浜聖(こはまひじり) 25歳男性、犯罪者。 裏社会で名を馳せている殺人鬼。派手なものや注目を浴びることを好み、なんでもかんでもノリと気分で「いーじゃんそれ！」で片付けるような人間。場の空気を読むことが苦手、またそれを指摘されることが嫌い。非常に率直に思ったことを述べる傾向にある。「思ったことは相手に伝えてこそ言葉の意味を成す」という思考の持ち主。死ぬ間際の人間に遺書を書かせて確実に届けるという役割を担っているのも、その考えゆえである。自身の生い立ちから「人間は思ったよりあっけなく死ぬし脆くて弱い」ことを何よりも理解している。死に対して一切の恐怖心を抱いておらず、人間は皆いつか死ぬことを静かに悟っている。だからこそ自分達が人の命を奪うことに疑念などない。人間は皆いつか死ぬ。自分達はその「いつか」を少しだけ早めただけの存在だ。 なんでもかんでも楽観的に捉え、物事は深く考えない質。だって考えたってしゃーねーじゃん！考えるよりも行動する方が早い！善は急げ！自分の興味がある事柄に関しての行動力が異常。裏を返せば興味のないことはとことん興味を示さない。目に見えて分かるほどその差が激しい。大抵自分のことだけを考えているお気楽人間。気分と欲望と感情に左右されて行動することが多い。「自分がどうしたいか」よりも優先することがあるとすれば、HO2の命くらい(これ以上家族を失いたくないため)。HO2を生かすためなら自分が代わりに死んでもいいや！と思っているがこれは無意識。趣味は食べること(なんでも食う！野菜以外！)と体を動かすこと。甘いものと野菜は苦手。HO2を後ろに乗せてバイクを扱えるが運転は荒い。 ●生い立ち 産みの母親は自分を生んだ際に死亡、顔も合わせたことがない。会いたいかと聞かれればまぁそんなに。顔も知らない誰かだからと割りきれる。しばらく片親の元で育つがその後父親が再婚し、新しい暖かな家庭で成長する。 遺書屋として生きていくことを決めたのは、裏社会に騙され多額の借金を背負わされた両親が子供ふたりに遺書を残して心中してしまったから。それからずっと遺書という存在に囚われ続けている。両親を死に追いやった裏社会に復讐心と殺意が芽生えると共に、死ぬ間際の人間が残した言葉による深く大きな印象に感動し、もっと死ぬ瞬間の人間の思考を知りたい！と思う。これから自分達が殺す人間に遺書を書かせるのは悪意や敬意からではない、単なる興味である。 ●HO2について 15年前に父親の再婚した際義理の兄となったが、突如現れた同年代の子供に兄という感覚を抱けず友達のような距離感で接している。家族としての認識は薄いが欠けがえのない存在となっていることは確かである。俺ら二人で一つじゃん！と思っている程には厚い信頼がある。これからも一緒に遺書屋を続けていくつもりである。「利一」という名前を「りーち」と発音して呼ぶ。 2022/05/10～11　「ドロップアウトディスパイア」HO1

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