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目黒　仁（めぐろ　じん） 普通の大学生。これといって特技もなく、勉強も運動もそこそこ。どちらかというと勉強のほうが得意で、運動はあまり好んではしない。受け身になりがち。平和主義。一人称は俺。辛いものは苦手。 小学校の頃からピアノを習っており、その際に出会った同学年の男の子と2歳下の女の子とずっと仲が良い。家も割と近所で昔から一緒に登下校するくらいの仲。今は大学の講義終わりに時間が合えばふたりで祈を迎えに行くこともある。いつも人に囲まれているふたりを尊敬している。 父とふたり暮らし。家事は基本当番制なので一通りできる。大学にあがり一人暮らしも考えたが、費用のことや父の暮らしが心配でそのまま一緒に暮らすことにした。大学では学費を稼ぐためにバイトで塾講師をしている。 友達はさほど多いわけではない。ほとんどの時間をふたりと過ごしており、それ以外の時間は読書をしたりぼーっとしたり静かに過ごすのが好き。他人といるときはよく周りを見て空気を読んで過ごしているが、ふたりといるときは少しだけマイペース。甘えてるのかもしれない。 仁は相手を慈しむ気持ち、思いやりという意味。 職業技能はメンタルセラピスト(2015)ベース。趣味技能は、幼なじみが怪我したときのために応急手当、周囲をよく見ているので目星・聞き耳、趣味として図書館。 ｼﾅﾘｵ:浴槽の君にキスをあげる(HO1)、 ↓通過シナリオあり 飾祈は血の繋がった腹違いの妹である。祈が生まれてすぐ父に連れられて家を出たため、家族として一緒に暮らした時間はない。しかし、家は比較的近所であったため、両親に隠れてこっそり会っていた。父は自分にあまり興味がないのか放任主義だったため、会うことも容易かった。義母のほうは祈がうまく誤魔化していたらしい。 小学校にあがれば偶然ピアノ教室が被り、HO2も含めて一緒にいる時間が増えた。小中高はともに登下校をするほどの仲で、習い事も一緒に行ったり帰り道に寄り道をしたり、ほとんどの時間をふたりと過ごしていた。いつも人に囲まれているふたりといるのは、なんだか申し訳ないような、でも少し優越感のようなものもあったかもしれない。 一年前に祈からストーカー被害に遭っていると相談を受け、その対策として偽りの恋人を演じることになった。大事な妹の頼みをむげにはできなかったが、肉体関係すらも受け入れてしまったことは後悔している。このことは誰にも、特にHO2には知られたくないと思っている。祈がいなくなって、心配する自分とは別に安堵している自分を自覚して、罪悪感を覚えている。そのため、彼女が消えた真相を突き止めたいと思っている。 HO2のことが好きだ。いつから好きだったかは覚えていないが、それを自覚したのは中学にあがってHO2に恋人ができたことに嫉妬を覚えた時だった。いつかこの想いを伝えられたらと夢見ることはあるが、今の関係が崩れてHO2が離れてしまうことを恐れてずっと伝えられずにいる。 追記：兄妹って似るんだね。バレちゃってたなんて驚いたな。ずっと君への罪悪感は消えないだろうけど、君が背中を押してくれたから。君には言えない大好きを言える彼と、これからもずっと一緒に。 後遺症：オールド・ワンの祈り 飴玉に入っていた祈の血液を摂取し続けていたHO2、肉体的接触を定期的に続けていたHO1は今後体にオールド・ワンの養い子の要素が加わる。遠くない未来、唐突にグレート・オールド・ワンに近しい化物の姿へと変貌する。変貌するまでの期間はそれぞれ43年（律葵くんは38年）。

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