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母親がとある名家の家で働いていた際、主人のお手付きとなったため生まれた子供。 合意が有ったわけではなく、さりとて社会的地位が有る人間からの暴行であったため訴えることもできなかった母親は、当初妊娠が分かった際に握らされた金で堕胎手術をしようとするも、当初付き合っていた恋人から「子供に罪は無い、自分が支えるから」という言葉を信じて出産を決意。 その後そのまま恋人と結婚するが、恋人はモラハラの性質を有していたため、家では母子共に対するDVを繰り返すようになる。 (以下「父親」は血縁者ではなく、母親の配偶者の方とする) 聡は元々母親からも望まれていた子供ではなかったため、守ってもらえず。 母親からは繰り返し「お前のせいで」「お前がいなければ」といった言葉をかけられる。 中でも強烈に聡の中に残っている言葉は「犯罪者」「恥を知れ」というもの。 「聡」の名前も「恥」という字から付けたと言われている。 また、暴力も父親からだけでなく母親からも受けるようになった。 これらの罵倒から父親は自分の本当の父ではない事、本当の父親は犯罪者であることをなんとなく悟る。 小学校高学年の当たりで、精神に何かしらの影響が出てきたのか常に笑顔が張り付いて剥がれなくなった。 中学に上がった際、席が近かった鈍臭い一人のクラスメイトに苛立ちを覚えていき、最初は言葉で揶揄っていたのが次第に小突くようになり、殴りつけるに変わり、最終的にイジメにまで発展した。 また、お小遣いを貰えなかった聡はその生徒から金をせしめ、遊興費に充てていた。 他のクラスメイトは暴力的である聡への恐怖からというのもあったが、どちらかといえば鈍臭いクラスメイトに対する苛立ちの共有の方が勝り、またその生徒からカツアゲされた金で聡が何某かを奢ることもあったため、ほぼほぼ聡に加担する形で傍観の形をとっていた。 教師もまた同様である。 イジメの生徒の財布が底を尽きると万引きを強要。 盗品を売却させて金を作らせた。 自身がやらせたことにも関わらず、これを指して「泥棒」「生きていて恥ずかしくないのか」などと罵倒するようになる。 （いじめ対象が女子であった場合、彼女に対して性的暴行好意も行っている） 逆らえば当然ながら暴力や力づくで言うことをきかせていた。 転機は突然で、家に帰ると母親が父親を道連れにして無理心中を図り両親が死亡。 これにより、聡は虐待から解放される。 が、結局母親は自分を愛してくれず、一緒に連れて行ってもくれなかったという事実が残り続ける。 両親の葬儀や自身の身辺問題等でごたごたしているうちに、いじめ対象の生徒もどこかへいなくなっていった。 父方の親戚は父の方から絶縁しており、母方も聡の出生理由を知っている為養育を拒否。 聡自身はもうじき高校に上がるということで未成年後見人を付けて一人暮らしをすることになった。 その後は、保護者となる大人と一緒に暮らしていないということ以外は普通の高校大学時代を送る。 教師を志望したのは父親がそうだったから。 父親に対する何かを求めて自身もまた教職への道を進み、無事体育教師の役職に就くことになった。 また、バスケ部の顧問も任されるようになる。 暴力を受けて育った影響もあり、人の顔色には敏感で気遣い屋。 自称平和主義。 だがその一方で虐待経験を持つ故か気が短く、イライラしやすい。 表立ってその気性を露わにすることは無いが、帰宅してからそれを嫁(大学時代に付き合い、そのまま結婚した女性)にぶつけている。 それも自分を怒らせる奴が悪いと本気で思っている。 小中時代に自分が行っていたイジメに関しては、それがイジメであることは認識している。 故に、謝罪しろと言われたら土下座くらいまでならする。 だが特に罪悪感を持っているわけではない。(だって皆あいつにイラついてたし。自分が代表でやってやっただけ。その証拠に誰も止めなかった。) 更にイジメを行っていた生徒に対しては顔も名前も覚えていない。 CV：子安武人 誕生日：9月31日 好きなもの：静かな夜 嫌いなもの：鈍臭い人間 趣味：お菓子作り 嫌いなこと：尻拭い 好きな食べ物：揚げパン 嫌いな食べ物：虫 ※子供の時に食べさせられた ※食用ではない 特技：3分以上息を止められること 2/23追記 ◎自殺した生徒について ・何かしらの事情がある(いじめ、家庭内環境等)のは察していたと思われるが、保健室に通っているのを知っていた為、そちらで対処しているだろうと思っていた。 ・とはいえ一応部活顧問として関わりがある為、機を見て声かけをすることで自身の役割は果たしていると考えている。 ・ただ、自身の評価のことがあるので部活には出てほしいと感じていた。 ◎いじめについて ・基本的にはイジメられる方に原因があると考えている。 ・が、この考え方は世間体的に受け入れられることは無いということも理解しているので、大っぴらに言うことは無い。 ・実際にイジメに遭遇した時にはいじめられっ子の方を隔離(転校や自宅学習、フリースクールへの移行)する方向で解決しようとする。 ※いじめっ子の方にも注意はする。 ・探索者について イゴーロナクに関わるシナリオに参加した場合、そのセッション内では問題ありませんが、クリア後に触発され悪徳の一面が開花します。 どういった内容か、その後の扱いについては KP･PL に委ねます。 （例：HO3 の場合、美影の身体を用意するため、生贄を用意し恐ろしい儀式を行おうとする…など） 通過シナリオ 「キキツヅニナク」 「昔日観測地点」 エンド1「ウスロスの季節」 「裏側の獏の裏」 【スルー力】 一時的狂気の【アイディア】に成功してしまった場合、一度だけ強制的に失敗したことにできる。 そう気づかないことが良い事もあるのだ。見てみぬふりも時には重要だ。 「人知れず、夜一輪」 AF「赤いお守り」：(小美野に対して友好的な感情を抱いていた場合のみ入手できる)気付いたら服のポケットに入っていた。神社等でよく見る形のお守り。火のようなマークが書いてある。あなたの言動は、僅かであっても彼の安らぎとなっただろう。これは彼からあなたへの、今後の平穏無事を願う祈りである。ニャルラトホテプ及びニャルラトホテプに仕えている神話生物から攻撃を受けた時、一度だけ無効化する。攻撃は、物理でも魔術系でも構わない。一度使ったあとは効力を失う。 「個畏話」 エンドA AF『ブルーサファイアのペンダント』 精神分析に+10される 「吾が温室」 エンドC AF『まほうのナツメ』 乾燥させたナツメの果実。どれだけ時間が経っても悪くならない。 ひとつ食べるとおいしくて手が止まらず袋に入っている分すべてを食べてしまう。 （1度しか使用できないということ） 食べるとHPが1d3回復する。

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