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ロシア人父と日本人母のハーフ。物心つく前に日本人の母に連れられて日本に来た。 名前はその時日本名として付け直された。前の名前は使わないようにきつく言われた。実際はあるが、日本に来てからは「天」としか呼ばれていない。 偏見を恐れてなのか父の面影を消すためなのかなんなのか、髪は当時に母に黒く染められた。しかしカラコンだけは目に合わず、色はそのままに。 自己肯定感が低い。 兄は数年前から行方不明になった。 優しい兄だったが、それだけだった。そばにいてくれはしたがそれ以上でもそれ以下でもなく、母に屈服し続ける姿があまり好きではなかった。 自分自身はというと、独り立ちしたらロシアに行きたいと考えていた。 僅かに覚えている父親の面影が、優しくて、頼もしくて、いつの間にか父を求めるようになっていた。 だが、父の家も何も知らない。1からの捜索になる。それにあの母の様子だと仲はきっと悪い。会いたいけれど、どうしたらいいのか。そういった狭間で揺れている。 誰かに求められたことがない。それが果てしないコンプレックスであり地雷。 どうしたらいい？どうしたら、自分を、自分自身を見てもらえる？ この黒髪は自分自身のものではない。この青眼は自分自身のもののはずなのに、奇異の目で見られる。僕は、僕はどうしたらいいんだ。誰か教えてくれよ、なぁ！ 大学の文学部に通いながら猫カフェで働き、ロシア行きの資金を貯めている。 猫が好き。猫だけが、自分の理解者。 あまり好きでないこの国に、唯一特筆して褒めるべき点があるとすれば、表現の豊かさだろうか。 本を読むことは、嫌いじゃない。 ロシアの作家に影響を受けた文学者もいるらしいし....... RP方針: なつPC史上多分最大ひねくれボーイ。 一人称は「僕」。 自己肯定感が低いというか、自分を卑下する物言いをよくする。 基本的に人を信じていない。 母親が嫌い。 兄さんと僕で「天倫」だなんて、大層な名前を付けたもんだよ、母さんも。 白群 びゃくぐん #83ccd2 誕生日：11/30 夢野 盧生　26歳 誕生日：4/30 盧生の夢とは、人の世や人の一生の栄枯盛衰は、はかないものであることのたとえ。 てん‐りん【天倫】 の解説 １ 万物が調和を保っている自然の条理。天の道理。 ２ 自然に定まっている人と人との関係・秩序。親子・兄弟関係など。 動物に好かれる 天才 「Kの独白」 「Kの静黙」 「カルぺ・ディエムの頽廃」 「鍋パしようぜ！」 ここが天国でも、地獄でも。ずっとあんたといる。 出会ってくれてありがとう。夢野さん。 あんたが、僕の人生で、最初で最後の大切な人だ。 カルペディエムの頽廃　ネタバレ有〼 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■後遺症 探索者は時折、前世の夢を見る。そういう日は決まって泣きながら目を覚ます。 けれど所詮、夢は夢だ。夢の内容を思い出すこともないまま、探索者はまた日常へと帰っていく。 その夢を前世のものだと信じるか、信じないかは自由である。

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