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◯通過シナリオ ドロップアウトディスパイア アステールの海に手向けを 面会室 コンプリスの牢獄 心臓がちょっとはやく動くだけ やさしい朝をくださいね ひとが死ぬのはこわい。（KPC） Midnight pool ◯フレーバー花 31 スターチス 「永遠に変わらない」「いたずら心」 不思議なことにとにかく目がない。退屈は大敵だ、窮屈は仇敵だ。自由こそが貴方の居場所。人は貴方と妖精を重ねることだろう。 40 菜の花（なのはな） 「快活」「競争」 負けず嫌いで未練がましい。いつも本気で走り回る、子犬みたいな人。わずらわしくも、どこか憎めない。 87 風露草（ふうろそう）・ゲラニウム 「変わらぬ信頼」「陽気」「慰める」 笑いながら慰めよう。陽気な貴方は、同調してあげることは苦手だ。苦手なことをする必要もあるまい。肩を叩き、歌を歌い、一つ二つ芸をすれば、皆が笑って悲しみが失せる。 ◯特徴表 6ｰ3 鋼の筋力：ダメボ一段階向上→1d6 5ｰ1 動物に好かれる：たいていの動物がなついてくる ◯カラーコード 紺碧 こんぺき　#007bbb ◯性格等 好きな食べ物：たまねぎ、クラムチャウダー 一人称「俺」 二人称「あんた」もしくは名前呼び捨て 三人称「あんたら」 温厚な性格だが、目的のためなら手段を問わない所がある。 身内以外に心が無いタイプ 一時期荒れた生活を送っていた・仕事も仕事だったので母には泣かれたが巻き込むよりは、という考えの元、家族とは縁を切っている。 高校生の頃に親友が自殺している。 (小学生の頃からの幼なじみ。名前は「雪平 遥(ゆきひら はるか)」。お互いを「かず」「はる」と呼びあっていた。 なんの前触れもなく飛び降り自殺をし、残された遺書は白紙だった。 その件から今の今まで、雪平の意図をずっと探っている。※このことは晴ちゃんには伝えていない。) 雨の夜に晴ちゃんと出会い、どうしてもほっとけなくてそのまま拾った。 彼女には娘のように接している。誕生日を祝ったり、服を買ってあげたりだとか。 相棒としてもとても信頼してるが、実は懐かれてしまったのは完全に誤算だった。そのまま帰すつもりだったのに....... この状況どうすっかなぁ.......と思ってたりしつつ今日も今日とて仕事をしている。 ドロップアウトディスパイア ◆HO1 「届人 -トドケビト-」　以下秘匿情報アリ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ――あなたは＜遺書屋＞の⽚割れであり、書かせた遺書を、届けるべき場所まで必ず届ける者だ。 貴⽅は「遺書」という存在にとても惹かれている。 死んでも残り続けるその「⾔葉」は、貴⽅に⼤きな影響を与えた。 それは過去に「遺書」に関係する境遇があったのかもしれないし、単純に死んでも残り続けるその⾔葉を好いているのかもしれない。 しかし、そんな貴⽅には⼀つ悩みがある。それは⾃分の「遺書」を書くことができないことだ。相⼿はもちろん相⽅である HO2 に宛てたものだが、内容は決めているのにどうしても紙に書き起こすことができないのだ。 この裏社会では裏切りや殺戮は⽇常茶飯事だ。 信頼している相⽅も、⾃分だっていつ死んでしまうかわからないし、⾃分達は「遺書屋」として名も知れてしまっているから尚更恨みを買うことだってあるだろう。 だから何かあったときのために…と思ってはいるのだが、いまだに貴⽅の「遺書」は完成していない。その内容は貴⽅の頭の中だけにある。 ◯秘匿込み設定 実は彼女のために貯蓄を貯めている。 (元々なんとなくで貯めてた分もあるので、既に結構貯まっている。) ・自分が先に死んだらその貯蓄を使ってこの仕事から足を洗い、再スタートを切って欲しい。 ・晴ちゃんはまだ若いからきっとそれができる。この世界へは自分が引き込んだようなものだから、これはせめてもの罪滅ぼし。 ・それから、きっと再スタートを切るのにここでの生活の思い出は支障になるだろうから、それらはすっかり忘れて幸せになって欲しいと思っている。 以上が頭の中にある遺書の内容。 彼女と組むようになってから、きっと書いておくべきなんだろうと思って机に向かったりするが、どうしても書けなくなってしまう。 結果、未だ真っ白の紙と封筒が用意されているだけである。 追記 4/27　ドロップアウトディスパイア　LOSTEND2 この後は自分を責め続ける日々を送る。遺書屋は続けている。 はるの意図も、晴ちゃんの想いを理解しきることも、自分がどうしたらいいかもわからないまま。依頼があれば請け負う。対象を殺し、その人が届けたい人へ遺書を必ず届け、姿を消す。 いっそ死にたくても晴ちゃんの姿が脳裏を過ぎって立ち止まってしまう。 煙草を消費する量は非常に多くなる。 晴ちゃんの荷物は綺麗に残ったまま。自分の荷物だけがだんだん少なくなっていく。 身辺整理のつもりかよと罪悪感と皮肉の気持ちでいっぱい。 晴ちゃんの遺書は雪平の遺書と一緒にしまってある。 自分の遺書は相変わらず白いまま。 書いたって誰に届けたい相手はもういない。 ＊ 「アステールの海に手向けを」後 口に出せたことで、なんとなく気持ちの整理は少しできた。 でも相変わらず優しい人かどうかは自分じゃわからない。「神様」ではなし、その意図もあの笑顔の意味も理解しきれない。 あの子(文くん)のように、遺された言葉をしっかり考えて、実行しようとする段階まではまだ進めていない。いい歳した大人なのに情けないな。考えたい気持ちはある。晴ちゃんと出逢えたから得られたものはたくさんあった。あの日々はかけがえのない、大切なものだった。出会えて良かったと思っている。 でも、やっぱりどうしたらいいかわからない。そんな自分が情けなくて、たまにカードを眺めながらも煙草をふかしては依頼を請ける日々が続く。 依頼受け続ける度に、漠然とどうしたらいいんだろう、っていう気持ちになって、多分、また少しずつ荒んでいくんだろうな....... ＊ ７/７　追記　面会室　両生還 ■後遺症／夜の忘失（KPCのみ） 　シナリオ内の出来事(いわゆるネタバレに該当する範囲)をPCから聞いた際、1d6+4/1d96+4のSANcが発生する。 　ただし、質問botの回答や雑談の範囲であれば問題ない。

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