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【ステータス・職業・技能関連】 用心棒(2015)をベースに作成 職業技能ポイントを[EDU×10+DEX×10]で算出(320pt) 年齢によるボーナス：EDU+2/APP-1 特徴1：動物に嫌われる(D)(たいていの動物に威嚇される。技能ポイントを30%追加) 特徴2：俊敏俊敏(〈回避〉の基本成功率がDEX*5) 【設定】 　二人組の殺人鬼“遺書屋”の届人。顔と身形は良く整えられているが、その振る舞いはお世辞にも品が良いとは言い難い。殺人とは幼馴染。 　大学時代、金に困って闇バイトに応募し殺人の片棒を担いだことをきっかけに、大学を中退して裏社会での殺しを生業にするようになった。 　数年前、たまたま殺しのターゲットが被ってしまった同業者と現場でバッティングし、獲物をまんまと奪われた上に殺されかける。瀕死の重傷ながらも命からがら逃げ延びた先の裏路地で、大学中退以来疎遠になっていた幼馴染の殺人と再会し助けられた。その後彼から“遺書屋”結成の話を持ち掛けられ、大怪我の後遺症を抱えて一人で殺し屋を続けることは困難と判断し、また裏社会で幼馴染と再会できたことに何かの縁を感じて申し出を受け入れた。 ■HO情報：「遺書」に惹かれている 　大学時代に恋人がいた。彼女は家庭環境に恵まれず施設育ちで、その上難病を患っていた。交際2年目の頃から病状が悪化して長期の入院を余儀なくされた彼女は、それでも鴇峰の前では気丈に振舞っていた。 　彼女の最期を看取ってからしばらくして、彼女の自宅で遺品の整理を行っていたところ自分宛の遺書を発見した。開封して遺書に目を通すと、病床にあっても笑顔で気丈に振舞っていた彼女が書いたものだとはとても信じ難い内容だった。 「苦労してここまで生きてきたのに、まだやりたいことがたくさんあったのに」 「私の人生はこんな中途半端なところで終わる」 「どうして私ばっかりこんな目に」 「どうして」 「どうしてあなたは私が欲しかった全てを持っているの？」 「私には何もないのに」 「優しい家族がいるあなたが羨ましい」 「健康な身体をもつあなたが妬ましい」 「いつも私より成績の良いあなたが憎らしい」 「あなたの隣にいると本当に惨めでたまらなかった」 「でもあなたを愛していたのも事実だから」 「だからこそ、本当の言葉を伝えたいと思いました」 「私の本当の言葉であなたを傷つけて、あなたの心に私を刻みつけたいと思いました」 「傷つけたいほどあなたを憎んで。傷ついてまであなたを愛した。私という醜い女のことを、どうか、一生忘れないでください」 　その遺書に衝撃を受けて以来、今際の際に遺される言葉こそ“本物”であると考えるようになり、“本物”の言葉に宿る情念を見ることに愉しみを見出している。 　しかし「今際の際に遺される言葉こそ“本物”である」と考えているため、死を見据えていない平時に用意した遺書は“本物”ではないという思いに囚われており、殺人に宛てる遺書を未だに書くことができずにいる。

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