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羽星市内の大学に通う学生。大学では新聞部のサークルに所属し大学新聞を発行している。記事の内容は政治、事件、事故、学内の耳寄り情報、都市伝説などなんでもありだが、彼女は主に自身が気になった事件や学内の耳寄り情報などを担当。 正義感が強く、誰に対しても親切に、人を傷付けないことが大切という考えの持ち主。 身長が低いことがコンプレックス。両親が警察官であり、自らも警察官になることが夢だったが、身長の低さ故に断念。せめて腕っ節だけでもどうにかならないものかと伯父が開いている道場に通い体を鍛え、今では男子にも連勝するほどの腕に。次の目標は伯父に勝つことだが、まだまだ勝たせてもらえそうにはない。 数年前、両親が仕事中に行方不明になっており、以降は伯父の元で暮らしている。両親の無事を強く願っているが、同時に「数年も経つのだしもう駄目だろう」と諦観の思いも強い。 「あたしは法律科1年の守原チハル。趣味は体を動かすこととスイーツ巡り！ よろしくね！」 「伯父さん、今日から部活めちゃくちゃ忙しくなるから遅くなりそうなんだよね。……え、迎え？ やだな、もう子どもじゃないんだから大丈夫だよ！ ほら、あたし強いし？ ……あはは、分かってるって、冗談だよ。タクシーで帰ってくるから大丈夫。心配しないで」 「二人とも尊敬してたんだ。でもあたしは警察にはなれないから。だからせめて、別の方法で誰かを助けられるようになれたらって思ったんだ」 永守 千 (ながもり せん) 56歳 男 チハルの伯父(母親の兄)。羽星市内で小さいながらも道場を開き、近所の子どもに武道を教えている。 歳の離れた妹の子どもということもあり、チハルのことは幼い頃からかわいがっていた。チハルと一緒に暮らすことになってからもそれは変わらず、近所に住む自身の両親(チハルの祖父母)と共に彼女の成長を温かく見守っている。 「健全な精神は健全な身体から」がモットー。 一人称：俺　三人称：君/お前 「チハル、入学おめでとう。お祝いに伯父さんがチハルの好きなものを買ってあげよう」 「まだ甘い。もっと良く相手を見ろ、相手がどんな風に動くのかを予測しろ。武道は体だけを動かせば良いものじゃない。頭で考えることも大切なんだ」 「健全な精神は健全な身体から。早寝早起きにバランスの取れた食事、適度な運動と適度な遊び。チハル、最近寝てるか？ 遊べているか？ 勉強やサークルも良いが、しっかり休んで自分の好きなことをするのも大切なんだぞ」

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