タグ： すゐち家

番傘職人の男。 同じDNAを持つ人間が居る「らしい」 「らしい」というのは養子に出された為。 双子の片割れとは会った事はないが遠縁の分家筋の人間らしいとは知っている。 京都祇園の有名な着物呉服屋本家の不妊で悩む若夫婦に産まれてすぐに養子に出された。 小学校に上がる位までは愛情を受けて幸せに過ごしていたが、奇跡的に若夫婦が妊娠。弟が生まれた。 その後、父と母は弟に夢中となり達城から距離を取る様になる。 そして気が付けば祖父母の住む母屋に引き取られ、祖父母と生活するようになってしまった。 １０歳のころ、親戚界隈から「貰われた子」という噂話を耳にして納得する。 それ以来、出来るだけ利口に。出来るだけ大人しく一人でお絵描きや竹細工を作ったりして遊んで邪魔にならない様に生きてきた。 その様子に祖父の薦めで国立大学の工芸科へ進み、言われるままに知り合いの和傘屋の職人へとなる。 ちなみに実家は弟が継ぐらしい。 前に出る事が苦手な大人しい性格である。 意思疎通は普通にとれるが自分の話をするのが苦手で聞き役に回り気味。 自分の出生については噂話でしか聞いた事がない。 真実を知るのが怖い部分もあるが、知った所で変わる未来はないという考え方をしている。 基本的に何に対しても興味の無い様な素振りをしているが、内心は養子に出されなかった「らしい」片割れや血の繋がらない弟への嫉妬心がある。 時間を忘れて没頭し何かを創り出す事が好きなので和傘を作る事は好きではある。 趣味は空想。 幼い頃はよく「誘拐されたら父や母が心配してくれるのでは？」「本当の父と母と双子の片割れが迎えに来てくれるのでは？」という空想をしていた。 特徴表 (4-6/生餌)人間以外の怪物に好かれやすい。(D)1d6→3

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