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年収600万 財産3000万 ≪本人データ≫ 好奇心が強く、よく余計なことに首を突っ込む。交流関係が広く、誰にでも声をかけて仲良くなろうとする。 あまり知能《INT》は高くないが、実家が裕福なため大卒で教養《EDU》は高め。 趣味はランニング、ジム通い(キックボクシング)。 ≪職業：探偵≫ 探偵という職業柄、相手の観察《目星》《心理学》、誘導《言いくるめ》が得意。 若者らしくインターネットの調べものやSNSが得意で情報の入手が早い《図書館》。 よくある仕事内容は、浮気現場など人間関係の調査による撮影《写真術》や人探し、ペット探し、近所からの依頼による何でも屋により扉や箱の《鍵開け》もやることがある。しかし《法律》関係はあまり得意ではないらしく、同事務所の人達によく確認を取っているようだ。 ≪目撃情報≫ 街中の喧嘩をみても、他人に迷惑がかかるから人通りが少ない所に移動した方がいいんじゃないか、と注意(？)できる度胸がある。 反撃をくらっても、これで正当防衛だと《キック》で昏倒させた目撃情報もあったようだ。 探偵としては、いささか喧嘩慣れし過ぎてはいないだろうか…？ 以下、読まなくても問題ない設定。 ≪過去≫ 彼の名前は広瀬司。そこそこ金持ちな両親の元に生まれた広瀬家長男であり、姉と弟がいる。 学生時代、姉と弟の成績は良く、司はどんなに勉強を頑張っても2人の成績に追いつけなかった。 両親は気にするなと言ってくれたが、司にとっては見限られたようでショックだった。 その反動で高校にはあまり登校せず、良くない交流関係が増え、家に帰らないこともよくあることになった。 姉は無関心を貫き、弟は司の変化に戸惑いどこかぎこちない雰囲気だ。 そんな日常がしばらく続き、遂には父親と喧嘩して家を飛び出てしまう。 ――――満月の綺麗なとある夜、司は人気のない空き家の庭隅にいた。 いつになっても好きになれない煙草を吸い、咳き込み、そして考える。 これからどうするか。知り合いの家に転がり込んでもいつまで持つか分からない。金もない、働くにも身分証明ができない。 その場で蹲り、絡まった思惑を煙と共に吐いた。そのとき、ガシャン、と確かな音が司の耳に届いた。 音の発生源は裏手の家だ。何の音だろう。ここは何年も空き家だと聞いていたが。 司は音の聞こえた方に歩き出す。そして彼は見つけてしまった。血だまりと、そこに倒れる男の姿を。 司は重要参考人として警察の事情聴取を受けることになってしまう。 家族は「彼と我々は無関係だ」と、つるんでいた仲間は「いつかやると思っていた」と、そう答えたらしい。 結局こんなものなのだ、俺の人生は。何をやっても欲しいものは得られず、悪い事は全て俺のせいなのだ。 どこか投げやりな返事で事情聴取に応じていると、取調室の扉がノックされた。 ぎい、と建付けが悪そうな扉の音と共に、警察官ともう一人、スーツの――胡散臭い微笑を浮かべた男が部屋に入ってくる。 ――――これが、彼の人生を大きく変えた三上宗一郎との出会いである。 ≪現在≫ 大学入学と共に一人暮らしを始め、法学部卒業後、三上探偵事務所に就職。 探偵助手として数年経験を積み、現在、三上探偵事務所所属の探偵をやっている。 近所のおばさん達とは仲が良く、スーパーの安売りや近所の人間関係の話をしながら力仕事を手伝ったり農作物を貰ったりして可愛がってもらっている。友人関係は広く、近所のおじいさんおばあさん、ちょっとヤンキー気質な学生、明らかにカタギではない人間とも会話する姿をしばしば目撃される。また日曜の夜になると、事務所近くのバーで探偵事務所の仲間達と飲みに来ることもあるらしい。

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