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■HO3 彫刻科　「君は憂う」 珠坂成(たまさかなる) 無有美術大学　彫刻科(木工)2年生　20歳 カラーコード：#ffb6c1 ▼職業 芸大生(2015芸術家参照) 選択:生物学、天文学、コンピュータ 特記:専門とする分野の芸術または製作に＋10% ※未適応 ▼特徴 4-8 大切なもの　1d6→5 他人には価値のないものだが、大切な品物をいつも身につけている。失った時には1/1d8の正気度ポイントを失う。 お姉ちゃんからもらった玉飾りの髪ゴム ▼モチーフ かぐや姫、月 蓬莱の玉の枝→玉と枝 ↑話から生まれた言葉「偶さかなる」(意:めったとない、まれである)から ※個人的にあの物語で輝夜姫の望むものを1番考えて、騙す事が出来るほどの作品を作り上げた職人たちの方が求婚している男たちよりよっぽど輝夜姫の幸せを願っていたのでは？と考えたことから 最後に玉造の御子にわざわざ輝夜姫の前で請求したのも、目論見を潰すためではと… お姉ちゃんが大好きな近親相姦バイ女。 幼い頃からずっと慕ってはいたが、中学生の時に女子からイジメを受けていた(しかも原因となった彼氏にも裏切られた)時にお姉ちゃんだけが心の支えになってくれたことから、姉が世界の全てだと思っている。 彫刻科に入ったのは骨董品が好きな姉が、美術の時間に作った木彫りを褒めてくれた事が切っ掛け。そこから姉のために彫り続けている。 一度染めた時に「お月様みたいな色だね」とお姉ちゃんが褒めてくれた髪色を保つため、ずっと脱色とカラーを続けているので髪が枝毛だらけ。お姉ちゃんが中学の時にくれた丸い玉の髪ゴムを毎日全部つけている。服装が子供っぽいのも姉がかわいいと褒めてくれた服装を続けているから。 ・はらぺこあおむしが嫌い ▼通過シナリオ 　▸　ムーンエラーアウトサイダー(HO3) 　▸　最果ての底庭(KPC) 　▸　フカシカ△ 　▸　空白の航海 　▸　満を持して今日も俺は眠れない(KPC) 　▸　メアリ・アンは凶刃に伏し 　▸　仲良くしないと死ぬ部屋 　▸　雨と君は無垢(KPC) ※以下秘匿バレ有注意 3年前に姉が旅行先で事故にあい精神を病んでしまってからというもの、彫刻の道に進めば姉の心を癒せるような作品を作れるのではないかと美大へ入学。 姉が眺める月の裏側が地球からは見えないように、姉の苦しみの真意を理解することが出来ないこと。そしてそれ故に、自身が苦しんでいた時に救ってくれた姉を自分は救えないことを憂いている。 唯一愛している姉が自分の前で「孤独だ」と、自分のいるここでは無い何処かへ「帰りたい」と嘆くたびに自身も孤独を深めている。寂しくてどうしようもない日はレズ風俗から女の子を呼んで寝たりしてる。 選択モチーフは上記の理由から月が主。病室に定期的に入れ換えて置かせてもらっている。中高の時によく一緒に行っていた骨董市には偶に1人で行き、お土産を渡している。 自分が虐められた原因である元カレや、姉が精神を病んだ原因であろう男への嫉妬や蟠りを抱えており、男(特に女性関係に軽薄なタイプ)に対して忌避感がある。現状聞いてる限りHO1のこと大嫌いかもしれん。 今回のグループワークも、そもそもやる気がないし人と共同作業に向いていない。なんとか単位が欲しいから、さもグループワークをしている体で自分で勝手に作り上げてしまおうかとも考えている。でも絶対大変だからコラボ先の企業が燃えるか倒産しないかなと思っている。燃やそうぜ、金閣寺のごとく。 「作るのではない。本質を見極め、素材の中に隠れている作品を掘り起こすんです。」とか言われても、そんなもの見えるわけないと思っている。姉の心も、虐めてきた子たちの心も、何のために美術を続けているのか分からなくなりつつある自分の心も何も見えない。ただこのやるせ無さと苛立ちを、その感情をぶつける先として彫刻を続けている。故に彼女の芸術は"孤独"である。 本人は自覚していないが、感情のぶつけ先がある事で実は救われているところがある。 エラーだ。この恋も、選択も、私の全てが間違いなのだ。 ▼姉 珠坂輝(たまさかひかる) 23歳 温和で優しいお姉ちゃん。天然寄り。骨董品探しが趣味。特に木彫りなど、木の温もりが有る作品が好き。妹が自分へ恋愛感情を向けていることにはミリも気がついていない。

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