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赤羽弓（あかばね ゆみ）　サプリ２０１５ 警官・刑事 冷静沈着で表情に乏しく、口数も少ない 母親の連れ子。父親は不明。幼いころから両親が自分に関していつもケンカしており、いい子になろうと必死に勉強して満点を取り続けても見向きもしてもらえず、ついにある日山に棄てられる。愛情を受けられなかった、一人で生きていかなければならない、という強迫観念から強くなろうと必死に鍛錬し、いつしか警察に保護される。母や義父は逮捕され孤児院に入るも、愛されなかったというコンプレックス、さらには山暮らしでつちかった独特の雰囲気から敬遠され、孤立する。 その後本当の父なら愛してくれるのでは、という淡い期待で警察になり、秘密裏に居場所を突き止めるが、そこにはしあわせな家庭があった。自分の居場所など最初から存在していなかったと絶望し、棄てられてから潜在的にあった人間不信を自覚する。さらに孤児院時代に唯一ねだった伊達メガネは自他との壁であるとさとった。 中高時代は山にいたころ狩りをしていた経験や自分の名前からなんとなく弓道部に入り、いくつもの大会で優勝する。そこから遠くのものにあてる才能があるのでは、と思い至る。 結局警察という組織に入っても孤独だが、もし、誰かに必要とされ、頼られることがあったなら。それは愛されているということだと、信じたい。そのために、自分は満点を取り続ける人間なのだから。

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