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ソープスクール 「HO2先生が笑顔を絶やさない」 手嶌 夏希 (てじま なつき) ------------------------------------------------------------- ※ソープスクールHO2秘匿あり。 中学体育教師。バスケ部顧問。 快活でさっぱりした性格。堅苦しさはなく生徒たちとも親しげに話す、所謂カースト上位勢から好かれるタイプ。 男尊女卑思想の強い家で育った。母は控えめで常に父に従う女であり、父は外面は良いものの家庭では酒に溺れ酷く暴力的な男だった。 中学生の頃は父からのDVを受けていたが、周囲に悟られるのを嫌がり学校では明るく振舞っていた。明るく楽しい存在である事だけに固執し、感情は少々麻痺していた。 周囲は彼女をお転婆でやんちゃな少女だと理解し、父の暴力でできた傷も元気すぎる故だと説明すれば皆が納得し疑いを持つことはなかった。 自分が明るい存在であれば周囲も明るく接してくれることを理解していた。暗く陰気なものを嫌い、常に明るく楽しいものを追い求めていた。それが助長されてか家庭環境の反動か、同じクラスの陰気な少女がひどく癪に触り、友人たちを巻き込んだいじめへと発展した。 高校に入る頃両親が離婚し、母方に引き取られ、父からのDVもなくなった。 ある程度大人になっても『明るく楽しいものが好き』という思考は変わらなかった。 ただ、陰気なものを攻撃しても己の望む姿には、明るく楽しい存在には変わってはくれないということ。そして中学時代の自分の行いは褒められたものではないこと。それらを学として理解した。感情は特に追いつかなかったが、ただ『知識』としてそれを理解した。 そして、人間には平等にやり直しの機会があるということも学んだ。 ならば、自身が教育する側になればいい。 生徒たちが明るく楽しく過ごせる環境作りの一端を担おう。暗く陰気な者も明るく過ごせるように教育すればいい。常に笑顔で向き合ってやり、明るく快活な人生へと歩むための協力を、教育をしよう。そうすれば皆が幸福に過ごせるはず。 それは学生時代『良くないこと』をしていた己への贖罪となり得る。これこそ己へのやり直しの機会に違いない。 そうして教師となった彼女は笑顔を絶やさない。 自殺した生徒に対しては「かわいそうに」という思いしかない。 どういった事情かなんて本人にしか分からないが、それでも自ら命を絶って様々な『やり直しの機会』を自分の手で奪ってしまうなんて。かわいそうに。 職業ベース：スポーツ選手(2010) 選択＝応急手当、キック、組み付き

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