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クールで王子様的な優しさやカリスマ性をもつ男性。知的でちょっとプライドが高い。何かに執着も依存もすること無く自由に気ままに生きるのが好き。 探偵仕事では男女の恋愛のいざこざ系の解決や調査の依頼を主に担っており、ストーカー対策やボディーガードなど武道を習っていることや自身の計画性や機転の良さを生かした仕事を行っている。親友の燕をたまに助手において仕事をすることも多々ある。 松雪燕の親友であり、本多慶三郎の兄弟弟子。燕よりも慶三郎の特徴(相手の弱点を見極める/力よりも技、技術寄り)を掴んだ戦い方をしている。ただし足はあまり使わない(慶三郎と同じになりたくないから)。燕みたく師匠の慶三郎のことを尊敬してるわけじゃないが同情はしている。というか探偵であの様な仕事内容を受けているのは慶三郎のせいでもあったりする。 幼い頃から周りの友人から親戚、師匠ときて両親まで真一の周りで色恋沙汰の問題に巻き込まれ振り回されることが多かった。毎回毎回第三者だったがだからこそ悩みを聞いてくれどうしたらいいと相談を持ち込まれうんざりしながらも対応をしていくうちにそれが仕事になってしまった。嫌々ながらやってると言っときながら頼られるのは満更でも無い様子。 そのせいで好意とか恋に関する話をプライベートに持ち込まれるのが大嫌い。恋や愛に関するものに独特な偏見を持っており、そんな面倒臭い事になるなら恋をしない誰も愛したくないとなってしまった。だが逆に恋や愛に対してのこだわりがなく、ちゃんと人の心も倫理観もあるのでしっかりと信頼のおける探偵さんである。 ちなみに親友の燕は純愛そうで自分の仕事が増えない恋をしてくれるからとてもいいけど聞くと重すぎていつも吐きそうになるから嫌。慶三郎はざまぁって感じだけど割と被害者だから可哀想とは思ってる。 昔から、他人の恋や愛を沢山みてきた。 純愛ものから、身分差恋愛、歪な恋心と、多種多様なものを。 きっとどれも完全な良い悪いはないのだろう。何故ならば人によるからだ。 両親がいい例なのかもしれない。一人を一途に愛するべきだという父と、色んな人を愛するべきだという博愛主義の母。一番だけというのは見方を変えれば束縛だし、大勢の人を愛するのは言い方を変えれば股をかけるともいえてしまうかもしれない。 どんな恋も愛も、人それぞれで全く同じがあまりない。その中で上手く合致して結ばれたり、妥協をしてみたり、価値観が変わったり、意地になって許すことが出来ず争いが起きたりする。 それが面倒くさいといつも思うけれど、それは一つの芸術のように俺は見ている。 羨ましいと、綺麗だと思うけど、私には不要だ。 寂しいやつだと思われないように、仮だけどこう思うことにしよう。 他人の様々な恋や愛の問題を求めることが恋だと。 人の恋や愛を見守り、時に手を差し伸べて導いてあげ続けることが、私の愛である、と。

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