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＜ 一之瀬 蜜谷 ＞ ～生徒との関係～ ペッティング等を何度かした事がある。 ～生徒との付き合い～ 上記以外にこれと言って特別な事はない。 保健教諭として生徒の話を聴いたり、スクールカウンセラーの紹介等をした。似た様な境遇だと言う事に関して何も感じなかった訳では無いが、蜜谷の性格上同情はしないし、生徒から望まない限り無理矢理核にも触れたりしない。 ～生徒について思っていた事～ 同じ様な思いはさせたくなかったので、自分と居る時だけでも気が楽になってくれたなら良いと思っていた。 ～中身～ 高校へ上がる頃には、「卒業したら家を出よう」と決めていた。然し、将来の夢を抱ける程の心の余裕は持ち合わせていなかった為、どうしたものかと頭を悩ませていた所、ふと看護大学のパンフレットに目が止まる。学生寮に特待生制度、奨学金制度…蜜谷は「これだ」と思い必死に学業に努めた。そうして無事進学し、自身の苦しみを少しでも絶つことが出来た開放感から性格は一変。非常に明るい性格で誰からも好かれる優等生になり、理想に描いた様なキャンパスライフ…。だが、そんな全てが約束された様な生活の中に居ても、彼の枯れた愛情の器が満たされる事は無かった。たった一瞬でもいい、何だっていいし高望みはしない…ならばどうしたら良いのか？気付いてしまってはもう後には退けない。二枚目の男だった蜜谷なので、男女問わず引く手数多と相手に困る事は無く、そしてそのまま満たされない愛情の代わりに色欲を埋めた。愛情を求める健気な自分が見えなくなる程に。

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