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CoC『虫を殺しました。きっと私は地獄行きでしょう。』HO2。 秘匿に触れるので閲覧注意してください。 ────────── 「きっかけを作ったのはお前なのに、なんでお前が生きてんの？」 気の弱い内気な専門学生。 口数はあまり多い方ではないが、気の知れた相手にはよく話す。 好きな物はコスメや可愛い服。 学校や家ではそんな事言えないがとあることをきっかけに、中学〜専門学校ではあまり友好関係が上手くいっていない。 しかし、唯一小学校からの友達であるHO1には打ち明けている。 彼も似たような趣味を持ち、自分を受け入れてくれたのだ。 親友とそれらを共有するのが唯一の楽しみ。 彼の作る服が、大好きだ。 ─────────────────、 昔から周りの男の子よりも『可愛い』ものが好きだった。 女装は趣味だが、唯一自分を好きになれる方法でもあった。 小学生の頃は背が低いことと気が弱いことでよく虐められていた。『男の子のくせに』と。 女装のきっかけは、最初は遊びの中でのことだった。 女の子友達とのごっこ遊び。友達のお姉ちゃんの悪戯。 それでも、施されたメイクやウィッグが魔法のように自分に自信をくれたのである。 それからはネットや雑誌で情報を集めて、コスメとにらめっこしていた。 女装を本格的に始めたのは中学くらいの時。 表立ってそれを言う勇気など無く、誰にも言わず、家族にも親友にも言わずに過ごしてきた。 細心の注意を払いながら趣味を楽しんだ。 でもある日、あっさりとそれは壊れて親友にバレた。 怖かった。 けど、親友は受け入れてくれた。 初めて自分が受け入れてもらえたような気がして。 嬉しかった。本当に嬉しかった。 なのに、 『お前の親友から聞いたけど、女装してるんだって？』 なんで。 ─────────── 【特徴表】 ＊暗黒の祖先(D)⇒ 邪悪な一族、カルティスト、超自然のクリーチャーの子孫である。(41) 1D6×10%=50%(聞き耳10%、変装40%)を興味ポイントで追加。 ＊平凡な容姿⇒平凡な顔のため他人の印象に残りにくい。«変装»に+20%。加えて、1度しか会ったことない人なら、相手の«アイデア»ロール失敗で「よくある顔です」と言い訳するだけで別人としてごまかせる。 【職業技能】料理人(コック、板前、パティシエ、ショコラティエ、ソムリエなど) 科学、芸術or製作(料理)、生物学、博物学、目星、ほかの言語、歴史(特に料理関係)、次の技能から一つ選択(肉切り包丁、小型ナイフ、小さい棍棒) 職業技能ポイント：EDU×10＋DEX×10 特記：専門のサービスを提供し、かつ芸術or製作(料理)に成功すれば、信用や説得などに＋10%のボーナス。 【興味技能】 ＊回避⇒出来ることなら穏便に…。 ＊隠れる⇒目立ちたくなくて、つい。 ＊聞き耳⇒あんま得意じゃないんだけど、姿勢はあるよ。 ＊図書館⇒流行りとか結構気になる。 【通過シナリオ】 ・虫を殺しました。きっと私は地獄行きでしょう。 ＊元彼インテリジェンス ＊黄身と蜂蜜 ＊違う！誤解だ！俺じゃない！ ＊毒毒 ＊宵花燭 ─────────── 以下『虫を殺しました。きっと私は地獄行きでしょう。』HO2秘匿内容。 【HO2：秘匿 あなたはHO1のことを殺したいほど憎んでいる。 しかし中々打ち明けられないまま月日が経っている。 (なぜ憎むようになったのか、考えていておいてください。明確な理由でお願いします。) 表面上では親友を装っているものの、あなたは今の忌々しい親友の立場をぶち壊したいと思っている。 あなたはこの旅行で、HO1を殺そうと考えている。】 最初は小さな噂話だった。 そこからだ。 所謂、アンチってやつが増えた。 初めは些細なこと。 耐えてた。いつか終わるからと。 けど、ずっとずっと続いて、気づいた。 すり減って終わるの、俺だ。 ねぇ、お前が言ったって嘘だよね？ 本当は俺のこと笑ってたの？ そんな思考も回ったけど、聞く勇気はなかった。 一緒に過ごしてて、やっぱり服を作ったりメイクをしてくれたりするお前の全部が嘘だったなんて思えなくて、信じたいと思った。 信じたいし、信じれたよ。 だから俺たちは親友になれたんだ。 けど環境は変わらなかった。 俺が受け入れられる場所はもう、無いみたい。 何でだろうな。 なんでだめなんだろうな。 なんで、こんなことになったんだろうな。 お前が居るから、俺のことを知ってる、俺のことを受け入れてくれるお前が居るから、俺はまだ死ぬことが出来ずにいる。 だからもうお前を殺そうと思う。 そしたら俺の居場所は本当にどこにもなくて、 安心して、ああよかった、やっぱりここじゃなかったんだ、って死んでいける。 俺が勝手に巻き込んでる。 わかってる。わかってるよ。 信じてるのにごめん。 弱くてごめん。 ひとりは嫌で、ごめん。 恨んでいいよ。 俺も、お前を恨むから。 お前も俺を恨んでよ。 「きっかけはお前だったのに、なんで生きてんの？」 「死んでよ。お前さえ居なきゃ、 お前が居るから、」 俺が、死ねないじゃん。

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