タグ： 日日是クトゥルフ（秘匿）

HO4 秘匿 貴方はこのチームの頭脳である。 その類稀なる思考能力で、班を支えてきた。 そのため、知識技能 5 つに+20%の補正 INT+3 の補正がかかる。(これは上限を超えても構わない。) -コンピュータ、薙刀を 60%以上取ることを推奨する。 -使用武器 薙刀 初期値 15% ダメージ 1D8+db 特記事項 怪異に対してダメージが+2 される 「ど〜もぉ先輩方。よろしくっス」 「俺がブレインとか勘弁っスよねぇ。俺ならヤダな〜。だって俺、馬鹿っスから」 「ま、先輩方の命預かってますから。手は抜かないっすよ」 「家族すか？こんな俺でも、そりゃ大事っスよ〜。死んでほしくないっス」 「置いてかないでほしいっスよそりゃ。親父さん、お袋さん、どうしてるっすかね」 髪の毛を橙色に染めた軽薄そうな見た目の若者。こう見えて候補生の中で主に頭脳面で抜きん出た成績を収めている。 警察という縦社会の中でも、根底にどこか体制に対し皮肉るような言動をする。引き際を知り叱責が飛ぶギリギリを攻めるのがうまい(RPで死にそうな設定) いかにもな軟派な若者といった出立ちだが、所作や言動の端々に育ちの良さが滲む。(RPで表現できず無くなりそうな設定) 人想いの人間ばかり集まる怪異特別対策課だが、あまり家族の話は好まない。気配を消して聞き役に徹するか、「俺パスっすね」とどこかへ行きがち。 子どもに弱い。 一般家庭とはまるで異なる厳格な家に育つ。 家族のことは、「大事」だ。 子にとって家族というものは「大きな事」なのだ。 自身を育んだ土壌であり、堅牢な命綱であり、枷だ。呪いのようなものだ。どこにでもありふれた地獄で、それが「普通」だ。 怪異が信じられていなかった時代というのは、恐らく先祖様達の努力の賜物だろう。怪異と対峙するようになってからはそれを痛感している。数人の命と何万、何百万という命。 賢い頭はどちらを取らなくてはいけないかなんて分かりきっていた。 必要なことだったのだ。一族としての義務だったのだ。 だったら、どうして少女の悲鳴が耳から離れないのか。どうしてあんなに恐ろしく感じたのか。 儀式に初めて立ち会った日まで無垢に家族を信じていた当時の自分に心底呆れた。 自分の一家がしている行為が正義だとは思わない。しかし、そうする義務があるのだとわかっている。 代々怪異に贄を捧げている一家に生まれた自分は、死んだら碌な所には行けないと思っている。 親譲りの綺麗な黒髪を塗り変えるように染め、思春期のような反抗を見せたって この血は覆せやしないと「聡明な」いざなは気付いている。 「大事っスよ〜。死んでほしくないすよそりゃ。」だって。そんな容易く楽になっていい訳ないすから。私達は。 「置いてかないでほしいっスよそりゃ」一抜けなんて狡いじゃないスか。 家庭内では、言葉遣いは古めかしいほどに丁寧。一人称「私」「御父様」「御母様」 実家の設定 楚々としているが大きな日本家屋。高い門と庭園がある。 享…供えものをする。奉る。すすめる。　いざな…誘 【HO4秘匿】 そして、貴方には秘密がある。 -あなたの人質は自ら進んで怪異の人質になったと警視庁内の噂で聞いたことがある。 噂程度の話だが、あなたにはひとつの心当たりがある。 あなたの周りは代々怪異に贄を捧げており、それは 10 年前より昔、怪異がまだ信じられて いなかった時代にも遡る。 あなたは一度、贄を捧げる現場にいた事がある。 それはまだ年齢が 10 もいかない少女だった。 少女の誘拐はあなたが担当した。 その少女は満月の出る晩、白装束を着て御神体の前に座らされていた。 なにかの這いずる音がきこえた後、あなたはこの儀式に参加したことに後悔を覚えた。 それからは想像もつかないような有様だった。 飛び散る肉。 耳をつんざく悲鳴。 頬を濡らす赤い血液。 最後にあなたが見たものは、四肢が切断されていた元の形すら分からな い少女だったものと、それを喰らう大きな牙だけ。 あなたは怪異に贄を捧げたことがある。 さらに人質は自ら進んで贄にな ろうとしている。 このことは誰にも知られてはならない。 誰も知ってはいけない。 これがあなたの秘密だ。```

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