タグ： ループ橋 いぬいの探索者

ループ橋で何かが自分を待っているんです。 問：死の定義を教えてください 職業技能：セールスマン（2015） 個人的な関心のある技能→目星 オフィス向けの機器を販売する会社の営業職。高卒で入社。 にこやかな接客で売り上げもそこそこ。若手ながら将来に期待されている。 取引先の企業もテレワーク化が進んだことで、しばらくの間、自宅にて事務作業等の仕事をすることになったが、元々営業職でありあまり割り当てられる作業もなく、実質休みのような状態。 好きな仕事もできないし体も動かせない日々に、ちょっとモヤモヤしていたりする。 礼稲は橋を渡った向こうに住んでいた。同い年でもありノリも合うので自然と仲良くなった。 いつからか、会うといつもハイタッチをする。大人になった今でもそれは続いている。 お酒はあまり強くないが飲み会は好き。 中学～高校と野球部でキャッチャーをしていた。今も趣味程度だが草野球チームに入っている。 ３つ下の弟がいる。 ----------- 「ループ橋で何かが自分を待っているんです。」通過後 大事な友人を失ったことを後になって実感し、強い後悔を抱いている。今は自分が巻き込んでしまった友人たちが毎晩”呼ばれる”ので、それを止めるために全員に電話を掛けたり夜な夜な橋の前で引き留めることに追われている。おかげで夜はほとんど眠れていない。気絶したように眠っては、坂入礼稲がこちらを見ているだけの夢を見る。彼が自分を心配しているのか責めているのか憐れんでいるのか、その真意は分からずにいる。ただ、夢の中でだけでも礼稲の顔を見ることができる事実に少し安心していたりする。 睡眠がとれていないせいで仕事はまともにできず、精神科で診断書だけもらって現在は傷病休暇をとっている。 休みの間、礼稲にもらった石・神社の儀式など思い当たる節を独自に調査しているが、解決策は未だ見つかっていない。 彼女がいたが、今は別れた。もともと怖い話や怪談が苦手な彼女でかつ遠方に住んでいたため事情を話しておらず、呼ばれることは無い。危険がないように和のほうから別れを切り出し、必死な様子に彼女もそれを承諾したが、お互いに好きな想いはしっかりある。 両親にも話していないため呼ばれることはない。和が明らかにやつれている様子を心配して、実家に戻ることも提案してくれたが、実家よりも今の家のほうが橋に近いため、断った。母親がたまに食事を持ってきてくれる。 弟にも橋のことは話したが、遠方に居るためいまのところ被害はない。 --------- 問死通過後 ＊後遺症「孤独な放送室」 あなたは5億年間、この放送室で孤独に過ごさなければならない。 その間この放送室からどんな理由であっても出る事は出来ない。 しかし、今回のPLがKP側に回り、KPCとしてあなたを使用し、エンドαに到達した場合は再び探索者として復帰が出来る。 あなたはこの孤独な放送室で次の迷子を待ち続けるのだ。 ※生還報酬なし ※探索者として復帰した場合でも、世界からは忘れられている。あなたのことを覚えているものは世界中どこを探しても、彼以外はいないだろう。

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