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佐藤　琥太朗（さとう　こたろう） 9999CC 人当たりが良くいつも笑顔を絶やさずにいる。友達は多いが一人で過ごす時間のほうが好き。朝は苦手。いつもイヤホンを耳にしている。休日は友達と出かけるか、予定がなければパソコンやスマホをいじって過ごしている。愛称はこた。 名前の由来は琥珀の石言葉である「家族の繁栄」から、他に「大きな愛」「長寿」の意味もある。大事に育てられたため。HO人間は特筆すべき点など無いのでよくある名字で。 職業技能はコンピューター技術者(2015)から。趣味技能は面倒ごとを回避するために回避、周囲をよく見ているので目星・聞き耳、出かけたり友達と遊んだりする時によく使うので写真術。 ｼﾅﾘｵ:堕落浄土(HO人間) ↓秘匿バレあり 六歳の時、交通事故に遭い事故から半年間の記憶を記憶を失っている。医者や家族曰く奇跡的に身体は無事だったそうで、記憶喪失は事故によるショックだということらしい。自分が過ごしたはずの時間を失うのは不安が大きく、そんな自分を心配する両親の視線が痛かった。だからなんともないふりをした。平気だと笑って壁を作るようになった。それは次第に周囲の大人や友人にも。本当は誰かに寄り添ってほしいのに、自分自身が壁を作ってそれを拒むようになった。 『神様』という言葉に対して嫌悪感を抱いている。理由は分からない。気がついたときからずっと『神様』という言葉が嫌いだった。もしかしたら失った記憶に関係があるのかもしれない。その失った記憶のせいで両親が自分を見る目は変わった。自分の人生は変わった。それが抱えきれずに理由のわからない罪悪感に責任転嫁して『神様』を嫌っている。罪悪感という気持ちが自分が両親に抱くものと似ているから目を逸らしたいのかもしれない。 HO人外を初めて見た瞬間から彼に対して償いたいという感情をほんの少しだけ抱いている。どうしてそう思うのかは分からない。『神様』に対する罪悪感を嫌悪に置き換えて過ごしてきたからかもしれない。HO人外に対しては戸惑いが強いからか普段のように取り繕いきれず、その感情を隠しきれずにいる。 追記：誘拐された当初は罪悪感からそれを了承していただけだったが、段々と壁を作ることなく話せることが楽しくなっていた。しかし、過去に約束を破り忘れて助けなかったことを思い出し、彼女が一人で嫌な思いをしている間にのうのうと生きていた自分が許せなかった。彼女の隣にいる資格なんてないと思っていた。だから拒んだ。傍にいたいという思いから目を逸らして壁を作ってしまった。それなのに彼女はまっすぐな言葉でいなくならないでと言うから。そう言わせてしまうほどに孤独を与えたのは自分だから。彼女が望む間は傍にいようと決めた。もう一人にはしないと、もう離さないと約束した。時を遡り再び出会ったが、お互いに何も覚えていなかった。もう離さないという約束をまた忘れてしまっても、今度こそ破りたくないな。 AF『神の器』：折り紙で出来た小さな人形。神の器であるあなたたちのための箱庭。その片道切符。

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