タグ： ackaの探索者

植物好きが高じて庭師になった女。 幼い頃に両親を亡くし、祖父母に育てられた。その祖父母も、彼女が高校2年生の時に亡くなった。当時の彼女に、高い学費を払ってまで何かを学ぶ気力はなかったので、高校を中退した。その後はバイトを掛け持ちして食いつないでいた。 幼い頃から植物が好きで、幼稚園にマイ植物図鑑を持ち込み、自由時間はずっと読んでいた。小学校では、教科書のせいでカバンが重くなったので、図書室で借りたり、地域の図書館で借りて読んだりして、休憩時間は裏庭や、校庭の大きな桜の木を眺めて過ごした。 中学で出会った神田美弦（かんだ みつる）とは親友。高校を中退し、バイト戦士となったリサの事情なども知っており、親類のいない天涯孤独のリサの支えとなった。 18歳になった頃に、美弦から嫁ぎ先の名家・桜庭家へ1人で行くのは不安だから、侍女として来て欲しい、と言われ、桜庭家の住み込み侍女となった。最初は美弦の世話役としてそばにいたが、次第に美弦は桜庭家に慣れていき、リサは植物の知識を活かし、侍女の仕事をしつつ桜庭邸の庭の手入れもするようになる。 ある日、桜庭邸のお抱え庭師が老齢で腰を痛めてしまい、後継の庭師として、リサに白羽の矢がたった。それからは庭師として桜庭邸に住み込みで従事している。侍女だった経験も活かし、時折洗濯や掃除の手伝いもしている。 基本的に無表情だが、感情表現が乏しい訳ではなく、単に人見知りなだけ。小学生の頃に苦い思い出があり、初対面の人には壁を作りがち。 恐ろしく頭の回転が早いが、本人がそれを鼻にかけたり、言動からそれとなく滲ませることも無い。知識を溜め込むというより、自分の持っている知識を活かす方が得意。効率人間。でも懐に入れた人物には甘く、その人物絡みだと感情的になったりもする。 美弦の娘を「お嬢」と呼び可愛がっているし、「お花のおねえさん」と懐かれている。彼女は桜より真っ赤な薔薇が好みらしく、庭の一角に、赤い薔薇で華やかに飾られた秘密のティータイムを楽しむ場所がある。お嬢は「秘密基地」と呼び、よくそこでおやつを食べている。 登山も植物好きゆえのハイキングが、いつの間にか標高の高い山に標的がシフトしていった結果の趣味である。もともと運動が好きで、クラス対抗リレーの代表になるくらいには運動神経も良かったのが幸いし、富士山登頂もした。プロじゃないのでエベレストとかモンブランとかは行かない。 幼いお嬢が好きな庭を守れるのは自分だけ、という自負(もしくは責任感)があるので、今のところその辺で野垂れ死ぬ気はない。 「栗林リサ。桜庭家本邸の庭師だ」 「お嬢、今日のおやつはふわっふわのパンケーキだよ〜！」 「植物ってのは、あたしたちが住めないような場所でも花を咲かせて、上向いて生きてるんだ。すごいよねぇ」 (アイコンは柊山羊様のpicrewを使用。)

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ