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とある村で代々伝わる民間宗教の教主の一人息子。生まれた頃から周囲の人間全員が信者であり、20歳になるまで村から出たことがなかったため、それを心の底から信仰している。起源がかなり古く、中国とも関わりがあり、漢方医学についての知識が潤沢に伝えられている。教義に忠実であり、教義の範囲内では非常に穏やかで礼儀正しい好青年である。そのため第一印象は非常に良いが、付き合いが深まるにつれてその異常性が露わになるため避けられるようになる。大学へ編入した際に人間関係の問題を起こし、中退している。極端な潔癖症であり、自分から人や物に触れることは断じてない。他者とは積極的に関わり親身になって付き合ってくれるが、心の中では全ての人間を見下している。自分と他人を天秤にかけたら躊躇なく自分を優先する。一言で言うなら顔と外聞の良いクズ。 （※以下は探索者の行動原理を知りたい方や参加シナリオのKP以外読まなくていいです。読まない方がいいです） （※宗教等に関して気分を害するであろう内容が含まれていますが、現実のあらゆる事象と関係のない創作ですのでご承知おき下さい） 【宗教について】 名前はない。彼らにとってこれは万事万物の基礎であり、○○教という宗教としての定義そのものが存在しないためである。空気のようなもの。彼らは『純粋』を万物が到達すべき理想としており、「清潔」「無欲」「純愛」を最低限遵守すべき道理であると考えている。 「清潔」…『純粋』たる為の原理。常に身体を清潔に保ち、周囲の環境を清潔に保ち、自らの心を、目を、感覚を、清潔に保たねばならない。→強迫的潔癖症 「無欲」…本能や一時の感情に基づく行動―食事、睡眠、生殖など―を己の欲がままに貪ることは何よりも唾棄すべき悪徳である。欲を律し、『純粋』なまま生涯を全うせねばならない。 「純愛」…この世全ての生物は欲に溺れ穢れきった哀れな生命である。『純粋』たる者は彼らを救済し、その理念を伝え聞かせねばならない。→博愛主義、選民思想

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