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▍Good morning all // HO：重病人 【ベース職業】 ・小説家(2015) ▶︎職業技能算出方法：EDU×20 ▶︎<オカルト> → <精神分析>、<母国語> → <目星>に変更 ▶︎<その他の言語> → 無し(ポイント足りないため) ▶︎特記：採用なし 【特徴表】 なし 【設定】 モチーフ：安部公房『赤い繭』 『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』 (1897-1898,『D'où Venons Nous Que Sommes Nous Où Allons Nous』, Paul Gauguin(1848-1903)) 「自分のことが分からない」と言う少年。 年不相応に堅苦しい言い回しや抽象的で難解な表現を好む。しかし、その実、アイデンティティや将来に不安を抱えるただの思春期の少年だ。 自分のやりたいことが分からず、重病を患う前は全ての部活に体験入部をしたり(しっくりくる部活はなかった)、きっと自分は本が好きに違いないと読書に耽ってみたり(文字を読むのはあまり得意でなかった)。病的なまでに自我が行方不明で、自分探しに固執している。 「人は常に、数多に枝分かれする可能性の岐路にいて、どこかに向かっているようで、明確にどこかへと向かっているわけではない。ならば我々は一体どこから来て、その岐路に辿り着くのか。本当に自分が知り得る道の中に自分の歩むべき道があるのか。選ばれなかった可能性の分岐はどうなるのか。我々はそうして歩いて、果たしてどこへ行くのだろうか。僕は自分のことが分からない。僕はある日突然世界に湧き出た原始的な生物の、進化の途中にいるのではないだろうか。……僕は自分のことが分からない」 余命宣告を受けてから、『死ぬまでにやりたい10のこと』というリストを所持していて、白紙のそのリストに10の項目を書き記すことを限られた人生の目標にしている。 重病を患ったことで“重病者”というアイデンティティの型を得て、自分が何者かに行き着くことができるのでは、と幾らか期待している。 死ぬまでにせめて、「自分は何者か」という命題に対するアンサーを見つけたい。 【通過シナリオ】

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