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[特徴表] 素早い 信頼のおける人 [職業ベース] クトゥルフ2015：用心棒（EDU*10+DEX*10） 殺し屋。依頼を受けて人を殺している。 個人的に依頼を受ける場合もあるし、ある筋から仕事を回されることもある。 とある依頼である男を殺した際、その娘と思しき少女に現場を見られていたことに気がつく。 が、その場では殺さず連れ帰る。 少女の生存欲や復讐心を煽り、復讐するのであれば自分の下で育ち機会を伺い続けいつか復讐を果たすよう教え込む。 復讐をやめて普通の生活を送りたいと願うのであればいつでもそうできるよう、学生生活などの一般的な生活は欠かさず送らせた上で。 少女が学びたいならと人の殺し方も教えると、それから少女は日常生活で事あるごとに殺害のチャンスを狙うようになり、それをいなすのが日々の楽しみになっている。 仕事のツテでとある情報屋と繋がりがある。通称キビタキ。 殺しの仕事をよく回してくれることもあり、信頼している。 少女がまだ幼い頃、たまに自分が仕事で帰れないときなど金で雇って少女の面倒を見てもらったりした。 少女のことを気に入っており、今でもたまに差し入れと称して色々持ってきてくれたりする。 今後、自分が死ぬようなことがあれば少女が成人するまでの世話を依頼してある。もちろん依頼金もつけて。 幼少期、殺し屋に父親を目の前で殺されている。 父親を殺した男に連れ去られ、父親を殺した男の下で育ち、復讐の機会を狙い続けた。 しかし、男に死を送ったのは自分ではなかった。 復讐心と男との決して短くはない暮らしの中で育まれた感情が行き場をなくし、やや人格が壊れた。 その後、男の跡を継ぐ形で殺し屋になり、初めて人に手をかけたのは男を殺した人間の殺害依頼を受けたときだった。 本人に復讐の意志はなくただ依頼をこなしたつもりでいるが、そこに何かしらの他意がこもっていたことは確かであり、ターゲットに感情を抱いたのは後にも先にもこれきりだった。 少女を殺さず連れ帰ったのは、自分が果たせなかった復讐を成功させることで自分の感情を消化したいのかもしれないし、同じことをすることで自分を育てた男の思考が知りたかったのかもしれないし、ただ自分と同じ境遇の少女に同情しただけかもしれない。 少女に復讐以外の道を示すのも、自分にもそれ以外の道があったのだと思いたいための自分への供養なのかもしれない。 少女の父親を殺したことに対しては、ただ依頼としてターゲットを殺害したに過ぎないので何の感情もない。 [遺書] 茜へ お前がこれを読んでいるとき、俺は既に死んでいるだろう。 って一度書いてみたかったんだよな。 お前はちゃんと俺を殺せたかな。そうなら、おめでとう。 もし違っても、お前の父親を殺した男はもうこの世にはいない。 お前を縛るものはもう何もない。これからは、自分のための人生を生きてほしい。 同封している通帳は、お前の名義にしてある。暗証番号は0315。 中に入っている金はお前の今後のために使いなさい。 また、後見人をキビタキに頼んである。 あいつには別途依頼料を支払ってあるから、お前が生活費や養育費について気にする必要はない。 ただし、あまり我儘を言って困らせないように。 それから、煙草はなるべく控えなさい。 バイクに乗るときは事故に気をつけて。 ご飯を食べたら使った食器はすぐ洗うこと。 食べてすぐ寝るのはやめなさい。太るぞ。 洗濯物は溜め込まない。終わったらすぐしわを伸ばして干す。 風呂に入ったらすぐ体を拭いて服を着なさい。 寝る前にはちゃんと歯を磨いてトイレに行くこと。 お前との生活は本当に楽しくて幸せだった。 毎日が騒がしくて、慌ただしくて、日々成長していくお前に目を離す暇もなくて。 お前はこんなことを言われても嬉しくないだろうけれど。 お前に感謝しているんだ。ありがとう。 お前のこれからの日々が息災でありますよう。 いつでもお前の幸せを願っている。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　塚守透

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