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「たはは～～ついてねえ」 「ひ～～疲れた、たどり着いた～」 「不幸だからって腐っちゃだめっしょ」 らんまるさち 父親は医者、母親は弁護士、小さいころからお金に困ったことはなかった。父も母も忙しいながらもよく愛情を注いでくれ寂しいことはなかった。 歩けばお金を拾い、学校のテストの山勘は外すことなく、えんぴつでコロコロと選んだ適当な答えが外れたことがないちょっと異常なほどのラッキーボーイ。世界は彼にやさしく微笑み、人生超イージーモード。好きな子に振られたことがなければ、自分が望んだとおりに日々が回っていた。 父と同じく医者を目指し、並外れた幸運に支えられ順風満帆。もうあとは卒業するのみであった。 が、21の時行方不明になり、気づけば3年間の記憶もない。一体なんだったのか、元々幸運な自分がまさか行方不明になるなんてと思っていたら生活が一変する。今までなんとなく生きてこれた部分が全てどうにもならなくなったのだ。二択ははずれ、歩けば転び生傷が絶えない。電車にのれば必ず遅れ、待ち合わせのかなり前につくようにしなければ毎回遅刻に。こんなについてないことはなかったはずなのだが……。しかし今のところは死んでないし人様に迷惑も……まあ少しはかけているが……、かけた時に考えるか。 性格は明るくフレンドリー。人と話すことは苦でないし、出かけるのも好き。ただ出かけるとろくな目に合わないが。 かなりの楽観主義者でそれでなんとかなってきた。この数年でへこたれていない。 好きなものは海鮮丼、マンゴー、お酒、ゲーム 嫌いなものはワサビ、暑いこと、運ゲー 特徴表持ち探索者(使用はKPに一任) (2-4)愛書家/あらゆるジャンルの蔵書を持っている。<図書館>に+20％。さらに図書館に出かけなくても、自宅の書庫で<図書館>ロールが可能となる (3-2)プロ・ドライバー/小さい頃から乗り物で遊んでいた。あらゆる<運転>技能の基本成功率は50％である HO1：強運 あなたは強運の持ち主だった。 あなたが望んだように世界が動いてくれると思う程、強い幸運を持っていた(POWの値に関係なく、〈幸運〉95)。あなたはその強運で、恵まれた人生を歩んできただろう。 しかし、それは5年前を境に失われてしまった。 5年前、気が付いたら雨が降る海辺にあなたは立っていた。同時に、その日より前の最低1年～最大3年間の記憶を失っていることに気づいている。 捜索願が出されていた場合、あなたは保護され、無事に家に帰ることが出来ただろう。しかし、あなたの記憶がないため、事件として取り上げられることはなかった。身近な人は「誘拐されていた」と答える。 また、その日を境に、あなたは不幸に見舞われる(POWの値に関係なく〈幸運〉5)。何もかもが上手くいかなくなり、今までの人生が嘘のように、この世で一番不幸なのではないかと思うほど運が悪くなったのだ。その運の悪さは時に周囲の者も巻き込むかもしれない。 20220319 プルーストのマドレーヌ ENDF 名前：軛　円　-くびき　まどか- 強迫観念 不定　3 20220422 目目目目

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