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6-6 急速な回復力（回復するとき、成功値に+1） 　空手道部に所属している。主将で黒帯2段。松濤館流。顔のいい彼氏がいるが、ツンデレな上自分の方が格闘系なのを気にして素直になれずにいる。本当は彼氏の顔の良さに声の良さに毎日照れている。卒業後は無事第一志望校に合格した。 「じゃあまずは来月のインハイについて話すね！　まず団体組手一戦目に関しては……」 「山岡ー！　次の化学の試験で聞きたいことあるんだけど！」 「ゆ、幸……あんま、隣に並ばないで」 （なんか照れるようなことを言った幸長に対して）「あっ……あ、や、その、…………山岡ーーーっ！！！！（キャパオーバー）」 　～☆この先秘匿☆～ （夏期講習の休み時間にて） 「……ねー山岡さあ。幸から私のこと、なんか聞いてない？」 「いや、なんか優しすぎて……怖いくらいっていうか。私こんなだからあの人に何も「彼女（小声）」らしいことしてないけどさ、私が言いたいこととかいっつもすぐ汲み取ってくれて、なんか、心読まれてるみたい」 「それに比べたら私、幸のことについて何を知ってるんだろう？　って時々わからなくなるんだよね」 「でも顔合わせたらそういう心配も吹き飛んでさ、ただただ頭真っ白になるっていうか」 「ねえ山岡、幸は私のこと、どう思ってるのかな」 　 　実は不安で不安で仕方がなかった。 　自分に自信がない。かといって幸に全ての不安をぶちまけることもできない。素直になれない。 　幸は私のことが好きなんだろうか。 　私は幸のことが好きなんだろうか。 　卒業とは、こんな心もとない思いのままするものだっただろうか。 　

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