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<パーソナルデータ> 一人称：僕 二人称：君 <特徴表> 「4 10 夜に弱い D」 「6 8 マニア・コレクター」 <概要> 20歳くらいの見た目。主君への忠誠があり、基本的に命令や依頼、仕事はほぼ断ることなく受け持っている。騎士といえば、自身の中に主軸があり、それを全うすることを主としているイメージがあるが、彼はそういった規律に縛られた存在とはいえないのかもしれない。 美味しいものが好き！綺麗なものも心が安らぐので手元にあると嬉しい。手元に持ち歩けるので宝石の類が好き(マニア・コレクター)。 <秘匿込概要> 根っからの騎士！という訳ではなく、100年もこの世の諸行無常を眺めているので擦れるところまで擦れている自覚はある。 しかし、騎士としての誇りを損なっているのではなく常に全力で生を全うする気が無くなった、ということである。 いつだったか、この身体になったのかは記憶がない。欠けた肉片が戻ることはないので不死身ではあるが不死ではない、と言う考えを抱いている。 自分が望んだかにも分からないこの状態に陥った時｢助かった｣と思ったかもしれない。騎士とはいえ、死ぬのは怖いものである。不死ではないと考えているため、死にたい時に死ねる可能性を鑑みて今は生を謳歌している。しかし、魔術といった禁術に厳しい目が向けられており、そういった存在である自分は爪弾き者になるのは当然ではあるな、といった諦めがある。 周囲の移り変わりは激しく、不変のものなどないと知った今、他人への執着は以上に少ない。みんなどうせ置いていくのだから、心など置いておかない方が良いのである。 そんな折、ハノコに拾われた訳だが、奇特な自分を変わらぬ様子で接してくれる存在がいることに少なからず嬉しく思っている。まあ100年もふらふらすればそんな人間もおるんやろな……？ ✔共通事前資料 ・中世盛期 ローマ帝国が滅び、キリスト教が普及した中世初期に続く時代。十字軍により西欧は拡大し、自衛のための封建制度によって支えられていた。 ・中世盛期の世界観 現在ほど科学や地理について理解が広まっておらず、神話的な「想像」によってまとめられていた。キリスト教が絶対的な価値観であり、民衆の生活に根付いている。 また、この時代のヨーロッパは広大な森の中に都市や村が点在する状態であり、隔絶された村なども存在していた。 ・封建制度とは 中世盛期を代表する政治制度。領主によって支配されており、領主は部下である臣下を持ち、臣下に収入をもたらす封土を与えることで忠誠を得ている。 一方、臣下となった者たちは封土から得られる利益をもって武装し、その戦力を領主の為に使わなければならない。 ・中世の人々の生活 成人は男性が 14 歳、女性が 12 歳とされており、自由な恋愛はあったが結婚とは結びつかず政略的なものが一般だった。食事は領主や騎士といった上層階級であれば狩猟で手に入れた新鮮な肉、桃やリンゴのなどの果実、小麦、農民は根菜や雑穀のパンを食べることが主流だった。 ・騎士 忠誠を誓う騎乗の戦士。主君に仕え、一種の貴族的階級を持つ(貴族だけではなく能力のある農民や商人が騎士に任じられることもある)。 主に奉仕と軍役の義務を果たし、「騎士道」という独自の気風が重んじられた。 騎士道には、主君やキリスト教への忠誠、教会や弱き者を護ること、敵を前にして退くべきではないこと、正義と善の見方であることなどが挙げられている。 HO1:騎士 あなたは騎士である。十字軍に所属している。 あなたは 100 年前から存在する不死身の騎士だ。100 年前からそのような身体であり、それ以前の記憶はない。行く当てもなく彷徨っていたところを拾ってくれたのが、諸侯エメリッヒ家の当主だった。現当主はハイコ・ フォン・エメリッヒと言い、不死身のあなたにも普通に接してくれる。 それ故、あなたは恩を返すためエメリッヒ家が率いる十字軍に所属し、武勲をあげている。 あなたの不死身の身体は老いることもなく、医者は「呪いによるもの」と診断した。その仕組みは不明で、死んだあと法則性はないが自室や道端で息を吹き返す。 しかし、痛みや死への恐怖は存在する。また、生き返る際に肉体の一部が損なわれていればそこは欠けたままとなるため、あなたの身体は常にボロボロで、人前で服や鎧は脱げない状態にある。 あなたが不死身なことは主君を含めて極僅かな人間しか知らない。それ故、なるべく他者との交流は極力避けてきたかもしれない。 しかし、その中でも、エメリッヒ家に来た直後は親しいと呼べる騎士の仲間やあなたに武器の扱いを教えてくれた師がいた。だが、彼らは「魔女の討伐」に行ったきり、誰一人として帰って来なかった。そして、現在も尚、 時々討伐隊が編成されては、多くの仲間が犠牲になっている。 今回、あなたはハイコから新しい仕事を受けることになる。それは「魔女を殺すこと」である。あなたの使命は「魔女を殺すこと」ことだ。詳細はシナリオ内で明かされる。 ▽持ち物 AF:呪詛返しのお守り 害を成すものからあなたを守るためにと、ハイコからもらったものだ。呪文などに反応し、それを跳ね返す効 果がある。POW10 をつぎ込めば、もう一度使えるようになる。 ▽騎士作成ルール 技能:自然、母国知識、乗馬(または馬車)、地位、追跡、回避、武器技能(ソード、アックス、スピア、棍棒)から一つ 推奨技能:上記以外で、目星、図書館、聞き耳 ステータス補正:あなたは体力がある。CON の値は 18 である。また、MPをHPの代わりに消費することが出来る。 自然:初期値 10%。現代で言う博物学。 母国知識:初期値 20%。生まれ育った王国の民族、土地、伝説に関して知っていることを指す。 地位:初期値 15%。現代でいう信用。 ▽騎士 Q&A ・どの程度記憶を保持していた? ```名前と年齢は覚えていても良いが、全く覚えていなくても構わない。それ以外のことは何も覚えていない。 ・見た目の年齢は? およそ 16~30 歳前後。中世では 14~16 歳頃が成人とされていた。100 年間老いることなく、若い姿を保っている。 ・魔女について 恐ろしい魔術を使い、世界の転覆を企んでいると噂されていることは知っている。あなたが討伐隊に志願していたとしても、師匠が許可しなかったり、時期が悪かったり、他の任務を与えられていたなどの理由で参加することはなかった。 あなたの十字軍としての仕事は、倒せるか分からない魔女討伐よりも重要度が高かったからだ。 ・あなたの生活について日々の鍛錬や愛馬の世話を中心とし、戦争への参加、ハインリッヒ家や商人の護衛などが主な仕事である。 この時代の戦争は、イスラム教から土地を奪還するためのものや、競技や遊戯めいた形式的なものまであった。``` ▽騎士追加世界観 ```ハイコは領主として小諸侯たちのトップに君臨しており、あなたはハイコの直属の臣下である。 ハイコの屋敷の中では身分は当然「労働者」だが、外へ出れば貴族と同じ扱いを受けられるほどの位にはある。

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