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渡る世間は殺人鬼ばかり HO1美しい殺人鬼『猟奇殺人』 祝憐 ナヲミ(しゅうれん-) ●技能 芸術家(2015)準拠 言いくるめ→聞き耳に変更 ●設定 浮世離れしたような美しさを持つ、微笑みを湛えた少女。 ややあどけなさを残したままの、しかし完成された顔立ちに加え、所作は律されたように美しい。否が応でも人の目を引くが、同時にそれを気にしない胆力がある。人当たりがよく、容姿もあって他人に好かれることが多い(好意を寄せられている)。竹を割ったような性格をしており、嘘お嬢様みたいな言動をする。事実お嬢様ではないので嘘お嬢様で間違いない。さっぱりしていて後腐れがなく、そこそこプライドが高い。 殺人も後述の通り、美しさを永遠にするために他ならず、害意があって行うことではない。その為ターゲットでさえなければ自分から積極的に殺すことは基本的にない。 生まれつき酷く美しい容姿を持っており、蝶よ花よと育てられた。そのため人並み以上に美しさの価値を理解しており、それが転じて芸術家としての道を志す。その後何かきっかけがあった訳ではなく、不意に「美しい人間を素材にしたい」と思いつき実行。現在に至る。家は至極一般的な家庭。 殺人鬼であると同時に芸術家。殺人行為、作品、自分、そして自分の所作の全てを含め芸術だと考える。作品制作は殺害から始まっており、殺害時点で醜ければそれは作品にはできない。いわゆる素材選びのようなもので、殺人は当然のこととして行っている。 作品について、全く同じものを他人が作れたとして、自分が作ったものとでは全く意味が異なるものだと考える。表現を抜きに美しい作品ならば鍛錬を積めば誰にでも作れる、美しき猟奇殺人鬼が美しさを求め、執念を込め作り上げることこそに意味がある。そのため容姿や所作など、生き様を表現とし、美しさを無意識に内包している(オシャレ)。 また作品の素材としてターゲットを選ぶ基準は至極単純に美しさである。「美しさを永遠にする」という名目のもと日々世界各地を巡っている。儚さが醜いと言うわけではなく、表現の手法として永遠という言葉を用いている。そもそもこの世には不変が存在しないことは理解しており、美しいものと限りなく共にいるために作品にしている。信用している人間にしか売らないのはその性質上「自分の好きな人」を作品にしているため大事にしてくれる人じゃないと渡したくないから。思わせぶりにも見える態度だが、好きな人というのは(見た目が)好きな人なので感情的にどうこうというわけではない。ルッキズムの節がある。 一人称：私(わたくし) 二人称：あなた、〇〇様 「はじめまして。祝憐ナヲミ、と申しますわ。あなたのお名前を伺ってもよろしくて？」 「あら、私に何かご用ですの？ではお掛けになって！丁度お話相手が欲しかったんです、嬉しいわ」 「私、私に恥じる生き方はしたくなくってよ。ですから世間が私を悪だと断じることに、なんの意味がありましょう。それが私の生き様でしてよ」 「人の美的感覚にあれこれ言うつもりはありませんけれど……ええ、ないのですけれど！私にとって、あれはあの方に相応しくないと思ったんですもの！ええ、先手を打たれたのは私の落ち度ですわ！けれど出会いたかった素材が目の前で台無しにされたんですのよ。どうしようもなく腹立たしく思うのは、道理でなくて？」

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