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職業技能 ●俳優 職業技能：言いくるめ、運転（自動車)、芸術（演劇）、心理学、説得、変装＋個人的な関心の技能２つ(聞き耳、目星(演技の際、演者同士のタイミングを測るため視覚聴覚が鍛えられた) 「俺はただ、兄さんのような役者になりたかっただけなのに」 汀 清澄(ﾐｷﾞﾜ ｷﾖｽﾐ) 27歳 男性 ■職業:元俳優 ■芸名:水際 清良(ﾐｷﾞﾜ ｷﾖﾗ) ■一人称:俺 ■好き:映画(洋画邦画問わず)・舞台鑑賞 (パフォーマンス関係はジャンル問わず好き) ■苦手:人に触られる事、週刊誌 【性格】 華やかな見た目に反して、性格はかなり内向的。しかし、仕事のスイッチが入れば別人のように饒舌になる。 スイッチが入っている時間が長ければ長いほど、素に戻った時の落ち方がえぐい。 【生い立ち】 父は世界的映画監督、母は歌手、8歳上の兄は俳優という芸能一家の末っ子。兄と仲の良かった清澄は、自身も兄のようになりたいと思い、幼い頃から子役として活動していた。 しかし、清澄が中学にあがる頃、両親が共に事故で他界。連日週刊誌に追い回されるようになり、芸能活動を休止。 その後清澄はスキャンダル回避の為、父の古い友人に引き取られ、名字が汀になる。中学高校は過去の経歴を隠して、普通の学生として生活。身バレしないように常にマスクと黒縁の眼鏡で顔を隠して通学していた。 高校卒業後は、脚本家を目指して大学へ進学。 既に自立して一人暮らしをしていた兄と一緒に暮らすように。 そこで演劇サークルに勧誘されて、再び演劇と関わるようになる。元々脚本希望だったが、一度役者として出演した際に、舞台で演じる事の楽しさを再確認。兄の後押しもあり、再び演技への道を志すようになる。 大学在学中に、事務所にスカウトされてモデル活動も開始。デビュー直後からSNSで話題となり、一気に人気モデルとなる。その後、大学を卒業後に本来目指していた俳優路線に転向。そこからとんとん拍子にMV、深夜ドラマ、映画、連ドラの主役と次々に役を射止め一躍国民的俳優となる。 しかし、仕事量と比例するように、次第に過激なファンも増えていくように。 大学を卒業後、仕事で迷惑がかかるといけないと思い兄の家を出て2年程一人暮らしをしていたが、悪質なストーカー被害に悩まされ、再び兄と一緒に暮らす事になった。(清澄24歳時) ある日、帰宅すると見知らぬ女が血塗れの包丁を持って部屋に居た。 彼女の足元には血塗れの兄が転がっていた。 彼女は笑みを浮かべながら血塗れの手で、固まって動けなくなっていた清澄を頬を撫でーー清澄の記憶はそこで途切れた。 目が覚めた時には病院のベッドの上だった。警察の話から、部屋にいた女が清澄のストーカーだった事と、清澄と一緒に暮らしていた兄に対して逆恨みをして凶行に至った事、そして最愛の兄は全身を刺された事による失血多量で亡くなったことを知った。 その後清澄は残っていた仕事を全て片付けてから芸能界を引退。事の経緯があまりにセンセーショナルだった為、事務所からは報道規制が敷かれ、清澄の兄は事故死と報道された。 兄の死以来、清澄は自傷を繰り返すようになった。そして、人に触れられる事に対して嫌悪感を抱くように。 これまで稼いだお金と、兄の保険金諸々のお陰で、これから先働かなくても生きてはいけるが、生きる意味を見いだせずに、日々兄の出ていた映画やドラマを延々と眺めて生活している。

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