タグ： ぬく卓

はちのへ にとり ペンネームは「服部のへぢ」 由来は本名の並び替え。 主なジャンルは爽快ミステリー小説。 デビュー作は「桜に袖を通して」で、代表作は「Q.オレンジと秒針、以下から導き出される3つの答え。」 デビュー作のみがホラー小説で、あとの作品はミステリー小説。 本人は生理的嫌悪感を擽るようなホラー小説を書いている方が楽しいと思っているが、出版社の意向もあり、爽快ミステリー路線で売っている。 文章の癖として、語彙力で殴りがちの文体をしている。表現、描写のひとつひとつに語彙が詰まっている。 _桜の樹の下には死体が埋まっているなどという話はしょっちゅう耳にするものではあるが、『死体を埋められた死人は桜に袖を通すことになる』と言う逸話はこの18年間生きていて1度たりとも耳にしなかった。隣の家の、響子の母の母が言うには、桜の花弁ひとつひとつに腕を通し、根の、末広がりにできたスカートに足を通して幹のベルトを丁寧にしめるのだという。 『桜に袖を通して』 _「君と僕とでは知能に差がありすぎるので、説明も困難だ。」 こうやって話すのはかつてアーサー・コナン・ドイルが語った探偵のように背広に身を固めた、15歳の少年なのである。10歳の差もある私を馬鹿にした彼は紅茶を啜ると、強かに笑んで口を開閉させる。 「全てを明らかにする前に、頭の悪い君に聞こう。オレンジと秒針、以下から導き出される3つの答えとは何かな？」 『Q.オレンジと秒針、以下から導き出される3つの答え。』 「俺は八戸仁鳥。仲良くしてくれたら嬉しいかな、って。」 「ん？あ、前髪切った？めちゃ似合ってる。その服も素敵だね。新しく買ったでしょ。スカート可愛い。」 「俺ちょっと走ってくる。すぐ戻るね！」 「どーしよ、普通に照れる」 快活で活発な女の子。小説家という職業でありながらジムに通ったり、ジョギングやキャンプが趣味だったりとかなりのアウトドア派。 小説での語彙力は高いが、集中して考えている時にしか出てこないので、普段の語彙力は低め。 また、一見すればイケメンの成人男性、とも思われがちな容姿をしている。 声も低く、身長も高い為に男だと思われがちで、女の子に告白されることは頻繁にあった。 女子校出身だったので王子のような扱いをされることに慣れており、それに応えるように振る舞いも男のようになって行った。 それが性にあうので、男みたいだね、と言われることなどはまったく気にしていないし、似合っていると思うので嫌になることもない。 が、中身は至って普通の女の子。 優しくされると照れるし、可愛いと言われると嬉しい。 しかし、最近スランプということもあって卑屈気味。以前までは褒められるとありがとう、と素直に言えたが、褒め言葉を素直に受け取ることが出来ない。 ではそのスランプとなった原因はなにか？ 答えは自分の書きたいものがかけていないから。 自分はホラーを書きたいが、周囲に理想とされているのはミステリーを書く自分。元はあったミステリーのネタも尽きてしまい、好きな物をかけないストレスと、次作への期待に潰されてしまっている。 また、ミステリーを書いているうちに自分の書きたい物もわからなくなってしまった。 どうやって書けばいいのか、どの題材を書きたいのか、自分の好きな文章も分からない。 編集者さんに相談しようにもその勇気が無く、相談したとしても解決の手立てが無いため、完全に参っている。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ