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花冷えに亡く季節　　 桜の蕾が色づく春。 君は病の療養の為、サナトリウム《アヴリル》に預けられることになる。そこに集うのは、奇病を秘めた少年少女たちであった。 HO1 『　記　』症状：想い出と呼称される記憶を蝕まれている HO2 『　花　』症状：心臓に根をはり血管から花を咲かせている HO1『　記　』 Pomegranato・Rubeus（ポメグラナト・ルベウス） ‣名前について pomegranato＝柘榴 ざくろの花言葉 ・円熟した優雅さ　・優美　・愚かしさ　・互いを思う rubeus＝ルビーの語源 ルビー 勝利を呼ぶ石とも言われる。 ルビーの石言葉 ・愛の象徴　・純愛　・情熱　・勇気　・生命　・仁徳 ‣ステータス・情報 一人称：ぼく　　二人称：きみ　　三人称：○○さん、あの人 利き手：右 好きなもの：きらきらでふわふわなもの 苦手なもの：怖いもの、汚いもの ‣性格 朗らかで無邪気。こまかいことは気にしないタイプ。いつもにこにこしている。 忘れっぽいところがあり、人やもの名前などを覚えられない。その為取っ掛かりに自分の覚えやすいあだ名をつけることが多い。 自然界のきれいなものが大好き。花や宝石などが一層好き。 きれいときれいが合わさったらすっごくきれいなんじゃないか！？と花冠にビーズを飾った時から鉱物と植物の可能性に惚れ込んだ。よく花冠を作る。 自分の身体が大きいことを理解してないのでよくそこらかしこに傷を作りがち。マイペースでのんびりしていたかと思えば突然走りだしたり、興味が出ると思うがままに突っ込んでしまう。 「ぼくは、ポメグラナト・ルベウス。好きに呼んで！__きみはー、ラナンキュラスの花が似合いそう！ラナ、よろしくね」 以下秘匿情報 HO1 『　記　』　 症状：想い出と呼称される記憶を蝕まれている 記憶喪失// 君は記憶喪失だ。生活に支障はないが、想い出と呼べるほとんどの記憶を失っている。家族も友人も、過去も覚えていない。 性格// 記憶を失っていても悲観的ではない。記憶がないからこそ世界がこんなにも輝いている、と幸せな日々。感受性豊かで、美しいものを美しいと思える太陽のような子供だ。 病気// 重い病らしく、治療を受ける事が出来るのは18歳からであり、君はそれまでの間このサナトリウムで過ごすことになるらしい。 備考// 君はほとんど失われた想い出のなかでぼんやりと覚えている記憶がある。フラッシュバックするようにたまに思い出せる程度で、全貌はわからない。

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