タグ： 灰になってよかった

◼︎特徴 4-6　寄せ餌　1ｄ6→4（興味技能+40） 2-3　親の七光り　信用+20 スーパーやコンビニのアルバイトを掛け持ちしながら働くフリーター19歳。 両親は地元でもかなり有名な教師。非常に評判が良く、教え子たちには慕われている。家はド田舎。雨の匂いはしっかりするし、夜寝るときは蛙の声が響きわたり、夕暮れ時は蝙蝠が空を飛び交う。一応蛍もいるが田舎すぎて何の自慢にもならない。 ちょっとしたトラブルや噂がすぐに広まる田舎特有の狭いコミュニティを心の底から嫌悪しているが、抜け出せたことはない。 中高と地元の学校に通っていたため東京の大学に通うことを本人は志望したが、祖母の介護を中学から押し付けられていたため学力が低かったのと学費を払う余裕がないと言われ（そんなことはない）渋々諦め、適当な事務会社に就職。しかしやる気がなさすぎてすぐに退職し、フリーターになった。元々正社員であることを親からは大反対されており（祖母の看護に専念してほしいため、専業主婦になるのだから女が勉強する必要はないと思っているため）現在はバイトと介護（比重は介護重）で生活を送っている。祖母は昔から性格が悪かったが介護が必要になってからは痴呆・徘徊がひどい他、暴力も日常茶飯事。結構な頻度で発狂され、怪我も負わされている。昔はそれに涙する夜もあったが、最近は慣れたもので特に動揺せず淡々と処理している。 三歳差の姉がいるが、両親は優秀かつ美しい姉に愛情を注いでいる。平凡な妹に対しては常に「器量が足りない」「姉と違って別嬪ではないのだから、せめて女らしくいなさい」などと非常に厳しい教育を行ってきている。自尊心ゼロ。 せめて姉の性格も悪ければ憎むこともできたが、周囲から愛され育った姉は人柄も良く、冷遇されていた妹に対しても唯一優しく接する親族のため、妬みや嫌悪を持て余している。ただ鈍感なのと中学から私立から寮で暮らし、現在も社員寮で生活をしているため妹がまさか両親から搾取されているとは夢にも思っていない。 両親は外面の良さのせいか、近所の人に少しでも遊び歩いていると「おばあちゃんの面倒見なくていいの？」と尋ねられる。自由に生きたことはほとんどなく、友人も親に選別をされていたため、交友関係が長続きしたことがない。 雁字搦めの毎日から逃れるべく、密かに高校から付き合っていた彼氏に駆け落ちを持ちかける。東京という未知の都会ならば、自由を手に出来ると漠然と捉えていたのだが、恋人が東京からやってきたお洒落で可愛らしい女の子が実は本命で自分のことは身体目的でしかなかったと判明し、完全に心が折れる。 可愛くて細くて良い匂いがして甘え上手で睫毛が長い平行眉シフォンワンピース女を見ると反射的に首を絞めたくなるくらいに東京の女が嫌いになった。家族の言いなりになっている自分も嫌い。狭くてすぐに噂が広まる田舎も自分から彼氏を奪った（と八つ当たりしてる）東京も全部嫌い。生きるよすがもなく、漠然としたものへの憎悪で生きてる女。多分流行り者とかも嫌い。浮かれてる奴がムカつくので。 だが憎悪を行動に移せるほどの勇気もなく、息苦しい世界で家族からも周囲から搾取され続け、親の言いなりになって決められた人と結婚し、死んだような毎日を送るのだろう、と達観している。期待すればするほど裏切られた時が辛いので。 彼氏の影響で始めた煙草がいつしかやめられなくなり、仕事の休憩時間は常に喫煙室で煙草を吸っている。元からコミュニケーションが得意でないこともあり、職場で特別親しい人間を作ったりはしない。常にやさぐれたお姉さんの扱いを受けている。実際そう。趣味はタバコと空を眺めること。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ