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白崎 智也(しろさき ともや)21歳 男 大学生 関西弁 「白崎言います〜。よろしくお願いします！」 「え……あのこれ……すんません…読んでしもたんですけど…………〇〇…先生……？？？？？？？？え、まって、え！？！？！！！！？？？？」 「せんせーおかず作ってきたんやけど…せんせーは、ひとの手料理食べれる人？です？」 「こんのっ……あほんだら！！！何やっとるねん！！！！！」 好き→水彩画を描く、料理、読書 幼少期、親父が母親に対して手を出す場面をずっと見ていた。止めようと間に入るも、入った分自分も母も殴られ続けた。お父さんは本当は私たちを愛しとる。今ちょっと機嫌が悪いだけやからと母が自分を抱きしめながら言う度に苦しかった。暴力は愛情？……ほんまに？ それはちゃうよ。だって母さんはずっと苦しそうやんか。そう思い込みたいだけやん。 生活を守ってくれてる、頑張って働いてくれている母にそんな言葉言えるはず無かった。自分はなんの力も持たない小さい子どもだった。 それから何年かたち、父親は女を作り俺たちはい家を追い出された。 でもやっと怯えなくていい自由を手に入れた。 母は自分の親を頼り、俺たちは新しい生活を送り始めた。離婚も色々あったらしいが成立し、母にもやっと笑顔が増え始めた。嬉しかった。 中学生の時に、校門に父親が来たことがあり今さら何をのこのこきとんねんという思いと反省をしてない様なにやけた面と金をせびられた事にキレて父親を殴った。 色々な人に見られ、恐れられ居場所なんてなくなった。 母が気を使って引っ越そうと言ってくれたが、ここで違う所に行くのは経済的にも仕事などにも負担がかかると考え、お礼とともに断った。 3年間通い続け、ひっそりと卒業をした。高校は少し遠いところに入学し、のんびりとそこそこの距離感を保ちつつ友人をつくったりした。 本というものとは疎遠だったが、本屋で題名と表紙に惹かれ手に取った。 先生の本に出会って読書の楽しさを知った。 それがきっかけで先生の作品は全てチェックした。自分で思ってるより強火ファン。 それと共に自分に没頭できる絵を描くことに興味を持ち、行きたい大学に通うため一人暮らしを決めた。賞も何回か受賞し、少しずつ注目され始めている。 隣人が先生だということを知り、最初はめちゃくちゃ挙動不審になった。(１回家に入った時に知った。散乱された原稿とか見てしまって) それ以来家に入れてない。でも先生の食生活とか心配なのでおかずを多めに作ってタッパーに詰めて持っていく。先生の食の好みは結構理解してる……つもり。 少しでも先生の健康に役立ててたらいいな〜…。知らんけど。 自分の部屋はリビングでご飯食べたり寝たりしており、1部屋がアトリエみたいになっている。そこはブルーシートとか敷き詰められて道具やキャンバスとかがたくさん置いてある。絶対に人を入れない。 言葉より先に行動してしまうタイプ 「406号室の隣人」 END C 「愛とは、忘れることだろうか」 PC.KPC両生還 KPCは406号室を出ていった。テレビで活躍を見れる。関係はなくなる。

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