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－木ノ戸 雪斗（きのと・ゆきと）－ 　雪の日に拾われた少年。瀕死の状態で発見された赤ん坊は一時、児童養護施設福音慈恵園に預けられたが、まもなく拾った女性に養子として引き取られた。 　その後の14年間を「母」と共に過ごしたが、中学3年生の夏に彼を庇った母が事故死。この結末を変えるべく動いたものの自身の力ではどうにもならないことを悟った彼は、神格存在と契約を交わして時間遡行を試みるようになる。それでも結末を変えられなかった彼は、ついに14年前へ戻って赤子の自分を殺すことにした。たったひとりの家族を救うために。 　14年前の母と出会った彼は、息子を守ろうとする母の意志の強さを目の当たりにして「自身の殺害」を断念。結果として、三度に亘って母に命を救われることとなった。 　度重なる時間遡行の影響によって、母と過ごした14年間の記憶はところどころ曖昧である。しかし、その時間が互いにとって間違いなく幸せなものであったことを確信している。 　現在の彼は、動物とゲームが好きで元気な中学生そのもの。 　年齢のわりにしっかりしていて、ひと通りの家事を熟すことが出来る。特に料理の腕はなかなかのもの。 　生活力が皆無の母親のことを本気で心配している。しかし頼られるのは誇らしいので世話を焼いてしまう。母さんはおれがいないとだめなんだから。 　人が好きで、寂しがりや。パーソナルスペースが狭く、友人や親しい人にくっついて体温を感じるのが好き。感情が豊かで表情がよく動く。 　好きなものはチョコチップクッキーと、寒い日に母さんが作ってくれる（インスタントの）生姜湯。得意料理はオムライス。 　12月24日生。母に拾われた日を誕生日としている。 「もう、さっきからどうしたの？　母さん。おれは、木ノ戸、雪斗。14歳、中3！　はい、これでいい？」 「ね。母さんが今なに考えてるか当ててあげよっか」 「おれ、心配」 「あー、生姜湯うめー」 「母さん。ずっと、ずっと、おれのことを守ってくれて、ありがとう。だから、さ。今度は、おれの番」 「母さん、会いたかった！」 「まだ、未来が変わったわけじゃない。だから、母さんのことは、おれが守るよ」 ■PLより 　『はじめまして』時点ではSANが15まで減少しており、長期的狂気「木ノ戸美恵への執着」ならびに「記憶の混濁」を発症していました。 　今回は母親との生活によってSANが45まで回復して「木ノ戸美恵への執着」が解消しています。「記憶の混濁」は快方へ向かっているものの、現在まで尾を引いている状態です。 　なお、習得していた呪文《ヨグ＝ソトースの招来》《ヨグ＝ソトースのこぶし》《支配》はいずれも忘却し、AF〈銀の鍵〉および〈神格との契約〉はウムル・アト＝タウィルに返却しています。 〈セッション記録〉 20220903『Polaris』KP: ルート SAN: 45 -> 42 -> 49 PC: 木ノ戸美恵（ルート） NPC: キリ 20221126『レプリカの心相』KP: 秋丸 SAN: 49 -> 40 -> 47 PC: 木ノ戸美恵（ルート） NPC: 色國天花

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