タグ： 羊PC 知を孕む母よ

大学院で動物学を学ぶ、動物学者の卵。生物全般の同種・異種間のコミニュケーションについて研究しており、生物の生態を理解する一環として獣医学分野にも詳しい。学生の身ながら鳥類の群れにおける鳴き声によるコミニュケーションついての学術論文を学術誌に掲載・高評価を得るなど、将来を期待される若手研究者の端くれでもある。 自由人が過ぎる問題児である兄に振り回されてきた苦労人気質の青年だが、そのお陰、あるいはそのせいで忍耐力が異様に高い。フィールドワーク等で目当ての生き物が現れるのをじっと待ち続けたり、何千何万のサンプルから目当てのものを探し続けたり、論文をぶっ叩かれまくってもじっと耐えて何度も書き直すだけのガッツがあり、そういうところを研究室の先輩や教授たちにちょっと一目置かれて可愛がられていたりする(なお、その可愛がりの半分はイジリに近いので、本人はたまったものではないと思っている。本質を理解していなければキレていた)。 基本的には真面目な常識人だが、動物に関してはちょっとばかり人が変わる。よく言えば研究熱心、悪く言えば奇人変人の類。生物全般が好きで、それらに対する知的好奇心や博愛精神が膨れ上がった結果、本職のスナイパーのように泥の中で観察対象を待ち続けたり、傍目には滑稽な仕草であろうと動物の動きをトレースしたり、声帯を震わせて動物のものに似た奇妙な声を上げたりするようなことがしばしばある(あくまで研究に打ち込んでいる時だけだが)。 生物の取るコミニュケーションを研究しているせいか、研究職に見られる人嫌い・コミュ障という特性は無い。むしろかなりのコミュ強。しかし我が強いというわけではなく、すぐに友達になれるというわけでもない。つまりは物怖じせず他人と流暢に意思疎通ができるというタイプ。 兄のせいで突発的なトラブルには(発生に対して受け入れるのが早いという意味では)比較的強い。しかしトラブル自体は全く得意では無いので、そういうところで胃痛が発生してしまう。 1つ上の兄と5つ下の妹がいる、三人兄弟の真ん中。上も下もマイペースなタチでボケ気質のため、完全にツッコミ気質の彼は非常に苦労している。特に兄の悪気の一切無い唯我独尊ぶりが酷く大変苦労しているが、妹が味方になってくれることだけは救い。一応兄弟仲は良好。兄二人とも妹に少し甘いし、長男に対しては何だかんだ嫌いになれず、次男に対しては上も下も頼りにするような仲。 また、兄は売り出し中のバンドマン、妹は学生の身ながらピストル射撃選手としてオリンピックに内定しており、研究職を選んだ水波からすると、兄と妹の持つそれは非常に華やかな才能の塊のように思えている。自分がやりたいことをやり、その道では評価されている自負はあれど、華やかな才能の持ち主である兄妹たちに対してほんのひと握りだけコンプレックスのようなものも抱いている。 特徴表 29【バイリンガル】 日本以外の国で生活したことがある。EDU×5％を、最大3つまでの【他の言語】技能に割り振ることが出来る。 ↓ フィールドワークの一環でアマゾン(ブラジル)に滞在していたことがある。そのため現地の公用語であるポルトガル語、及び世界中のどこでも大体通じることと、研究論文を書くために必要であることから、英語を高水準で会得している。 27【珍しい技能】 探索者はINT×5％の、日常生活には役立たないが特定の人を感心させるような技能を1つ、キーパーと相談した上で持つことが出来る。 ↓ 様々な動物の生態を研究する内に、光の明滅や嘴を鳴らすリズム、そして鳴き声によってコミュニケーションを取る生物の鳴き方のパターンをいくつも覚えたため、完全ではないにしろ、人間が理解出来る範疇では最大レベルの理解度を得ている。また、人間の声帯で再現可能な鳴き真似等もある程度可能。 技能についての備考 図書館：85→研究において資料を探し、読み、理解する能力は必須である。 目星：85→動物の観察をするのに、観察力は欠かすことが出来ない。 医学：80→研究対象の生態を深く理解するため、医療に関しても造詣が深い。 生物学：85→高い評価を得ている専門分野である。 外国語(英語)：80→英語が出来ないと全方位で詰むので必死に習得した。 動物言語：90→特徴表【珍しい技能】により習得。様々な動物の鳴き声を聞き分けたり、発光物質の明滅パターンや体の一部を使ってとるリズム等で彼らの意思を汲み取ったり、鳴き真似でコミュニケーションを図ることが出来る。 通過シナリオ ・知を孕む母よ ・残り雪のスピカ 以下通過シナリオ等のネタバレ 知を孕む母よ：到達ED　END1：特殊描写「おはよう、0166」　両生還 ・たぬきが自らミ＝ゴへの交渉材料となってくれたことで、無事に自分の頭部に脳を取り戻すことに成功。元の日常に戻ることができた。 ・どう終わるかを聞いた黒田に幕を引いてやれなかったことを気にしていたが、その後頭部がキューブになっている白衣の人物の話を聞き、まさかあの甲殻類にとんでもない方法で蘇らされたのだろうかと慄いている。恐らくたぬきの気遣いと自分の意志でそうなったのだと思うが、今後生きていく上でそれで大丈夫なのだろうかと心配している。 ・退院後、凪桜の元に菓子折りを持って世話になったお礼をしに行った。その時にはたぬきのぬいぐるみを一緒にプレゼントしたかもしれない。

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