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クトゥルフ PC作成ツール
Joshka(ヨシカ)/Ricard・Kasch・Vogler(リカード・カシュ・ヴォーグラー)
ID:4432589
MD:59b8b6e8924c93ba2ea6ea5caae37aa1
Joshka(ヨシカ)/Ricard・Kasch・Vogler(リカード・カシュ・ヴォーグラー)
タグ:
黒桧
ツインレイ
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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APP
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初期
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アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
【技能】 クトゥルフ神話TRPG2015 P.15 大学教授より 【パーソナル】 一人称:私 二人称:貴方・お前 ヨシカは偽名が必要な時に使う。普段は普通にリカードとして働き、生活している。 ドイツから単身イギリスの大学に教授としてやってきており、自然人類学を専攻。 物腰柔らかいがどこか飄々としてつかみどころのない男。 複雑な家庭環境に生まれ育ったためにひねくれた考え方をする。 物事の本質を探ることを好んでおり、よく人間と言うものを知っている。 善悪に興味はなく、あまり人間的な情緒が備わっておらず無感情。 日々が酷く退屈だが、ある種自身の起こす事件を実験として見立てて人々を観察している。 育ちはいいが実はけっこう口が悪い。 動物として人間は好きだが、ひとは嫌い。 普段は気さくな教授に努めているが、相棒の前では取り繕わず、無表情で素行の悪い部分を見せる。 愛想笑いも特別な気遣いもないが、そのまま信頼の表れでもある。 【バックボーン】 天才。そんな人間的な評価などリカードには無意味だった。価値など無いのだ。何も。なにひとつ。 彼の家はそれなりに裕福だった。大きな資産がある訳でもない。凄腕の職人である父と、働き者の母と、母の連れ子である妹と3人で慎ましくも平穏に暮らしていた。 だが、それだけ味のない日々だった。 クラスメイトの話は些か知性にかけて面白くない、父は職人肌でリカードに職を継ぐ気のない怠け者だと毛嫌いしている頑固者だ。 しかし、ある日そんな平穏は錆びつき始める。 妹はスクールで酷いいじめに合っていた。義妹の不自然な傷に気が付いたリカードは、妹を説得し、両親には黙っているという約束の元話を聞気出した。 彼女が言うには、彼女の母の元夫は強盗殺人を起こした犯罪者だという。義母はそれを黙ってリカードの父と再婚したのだ。 父が職人肌で、世間にあまり関心がないことを利用して、まんまと騙したのだと理解した。 更に、義母は実の娘に喋ったら山に捨ててやると脅しをかけていた。だから学校で犯罪者の娘と虐められていたとしても、言い出せないのだと。 リカードは妹の話を聞きつつ、義母のことを調べた。父が言うには、自分の作品のファンだと言って話しかけてきたのだと言う。 考えてみれば不自然なことは多い。強盗殺人について調べれば、これまた不自然だった。 元夫は、友人である男の家に押し入り、友人を殺して金を奪ったという。 現行犯逮捕をされたが、本人は反抗を否認。だが、結局現場証拠から判定は覆らず、そのまま有罪となり、監獄へ送られた。 その時母といえば、スーパーで呑気に買い物をして家に帰宅している途中だったというではないか。 動機は金銭目的だとされていたが、元夫は優秀な商社マンで、財産は困らないくらいにあったはずだ。おかしい。 興味が湧いたリカードは更に母について調べた。そこで分かったのは、母の再婚はこれで3回目だということだ。 名前は変わっていたが、間違いはなかった。これは、計画的な犯罪だ。 母は2番目の夫と結婚していた最中、夫の友人と浮気をしていた。 彼女は予め夫の指紋がついた包丁を拝借し、自分の指紋がつかないように布で包んで浮気相手である男を刺殺。 その後浮気相手の携帯で呼び出しておいた夫をまんまと犯人に仕立て上げ、自分は金を盗んで何食わぬ顔で悲劇のヒロインを演じきった。 そして、リカードは理解した。 今母は、新たに自分の父をターゲットにしている。 本来ならば、ここで父に報告するのが普通だろう。しかし、父は職人肌の頑固者だ。 今までリカードのことを叱りはすれど、まともに話などしたこともない。 彼にすれば根性無しの腑抜けである息子の突拍子のない話など聞くはずもない。ともすれば、滅多なことをと怒りを買って殴られる可能性もある。 そこで、リカードは、全てを知った今、このまま行く末を観察することにした。 興味があった。彼らは何に囚われ、追い詰められた時どうするのだろうか。 そこからは流れるようだった。 まず、母はいじめに苦しむ実の娘に目もくれず、リカードに色目を使いだした。 凡そ、金をだましとるために懐柔しようというのだろう。リカードは適当なことを言って策にはまったフリをして、逆に母をいいように使うことにした。 そして、母は遂に食事に酒に混ぜた睡眠薬を飲ませ、家族が寝静まった間に金を盗んだ。 そして雇っていたであろう暴漢たちに部屋を荒らさせ、強盗にあったように見せかけた。その混乱の最中、母は娘だけを残して姿をくらます。 逃げた母と金を盗まれた怒りは、出来損ないの息子、リカードと、女の残していった血の繋がらない娘に向いた。 怒りに任せてリカードと妹に暴力を振った結果、妹はいじめと母に捨てられたことへのショックと父からの暴力に耐えかねてベランダから紐を垂らして首をつった。 そして父は、ヤケになって仕事もせずに酒をくらい、酩酊して道路に飛び出し、そのまま車に轢かれて死んだ。 なんとも呆気ない終わりだった。 リカードはその全てをどこか壁を隔てた向こう側のことのように感じていた。 痛くて、苦しくて、悲しいはずだった。 なのに、そのどれもが他人事のように感じる。 リカードは笑っていた。 そうして気が付いたのだ。 自分はこの世界の『異分子』なのだ、と。 この世の何もかもが、馬鹿げて見える。 打算、嫉妬、愛憎、欺瞞。 所詮人間は本能に踊らされている動物だ。 動物なのだ。 マーティを拾ったのは気まぐれだった。 異分子である自分を、彼はどう見るだろうか。 そういう小さな興味もあったに違いない。 元軍人であるという彼に、自分という異分子の思考を植え込む。どこか、昔の義母を思い出していた。 彼を利用し、思い通りに動かそうとしている。 途端、僅かな嫌悪感が指先から全身に走る。 言いようのない不快感だ。 バカバカしくなったリカードは、そのうちマーティを追い出そうと思っていた。 だが、リカードの思惑とは別に、マーティは自分に同調を見せ始める。人々の混乱を見てそれを嘲笑う自分の横で笑っている。 奇妙な感覚だった。 彼も同じ、異分子なのだろうか。 それとも、自分が彼を異分子に転化させたのだろうか。 何を、考えているのだろうか。 そうしてまた気付かされるのだ。 自分は同類が欲しいのか? 自分は何を、欲している? リカードは不必要な思考を振り払った。 そんなことはどうでもいい。 この様子ならば、マーティは自分を裏切らないだろう。 仕事仲間として、相棒としてそばに居るのになんら支障はないのだ。 それでいい。 それだけでいい。 リカードは幼い頃から、母がおらず、父もまともに面倒を見てくれず、情緒だけが未熟なまま育った。 暇つぶしが勉強しかなく、ひたすら勉強と読書に時間を割いていた。知識欲を満たすことでしか、リカードの心の隙間は埋まらなかったのだ。 いや、埋まるはずもなかった。ただ自分に足りないものが何かもわからずに、入ったひびに代わりを詰め込んだに過ぎなかった。 足りないまま、人間に失望した。 足りないものを取り戻す機会を、自ら捨ててしまった。 再び機会は訪れた。 マーティだ。 ずっと自分だけしかいなかった世界に、自ら彼を招き入れた。それは確かな変革だった。 心を許していた。無意識に、無自覚にずっと壊れたまま足りない部分を満たしていた。 だが、その居心地の良さは安定となり、リカードはついぞ自分を満たすそれがなんであるのか、言語化することはなかった。 マーティを失った時、リカードが思い出していたのは喫煙所のことだった。 「ずっとこれからも、一緒に」 自分も同じだと、確かに答えた。 その時、自分は何を考えていただろうか。 マーティのその言葉を、疑わないのは何故なのか。 死人に口なし。 その時、あぁ、叶うならもう一度、答えをその口から聞いてみたいと。 そう思ったのは確かだった。 死んだ自分を、身を削ってまで生き返らせたマーティ。 そのマーティをまた、無謀にも蘇らせようとした自分。 その姿はまさに、リカードが嘲笑ってきた滑稽な人間そのものだ。 そういうことだった。 異分子と言えど、所詮人間。 人間なのだ。 俺も、お前も。 欠けていたものは、全てお前が持っていた。 楽しかったよ、マーティ。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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