タグ： 片鱗HO1

自分の名前以外思い出せない。年齢は16、世にいう高校生。自分は何者なのか分からないが、好き勝手やるのが楽しいので、まぁいいかと思っている。大人しめのギャル。 ただ、ストレスに寛容でないらしく、簡単に病みかけると最近分かった。曰く、｢虚無る｣。ほっとくとやばそうなので、気をつけなければならない。 身に覚えはないが、バイクの操作方法が分かる。あと写真がどうすれば綺麗に撮れるかも、植物の名前なども何となく分かる。自分すごいな。 ｢私って何者なんだろう。別に今楽しいからいいんだけど｣ ｢え〜、わかんなぁい｣ ｢……。…今私虚無ってなかった？やっべ｣ ｢バイク？…こうすれば動くよ！なんで知ってるのか？分かんない！｣ ｢写真はこうすると…映える！｣ ───────片鱗通過前─────── ｢なにそれまじウケる！｣ ｢え、せんせーのリップめちゃ映えじゃない？どこで買ったんですか〜？いやいや、学校には持ってこないですって。マジマジ！｣ ｢このネコちゃんマジかわいい…癒し…｣ ｢…朝から喧嘩って元気だよねぇ……まだ5時だっつの…ねむ…｣ ｢ちょっと真面目って分かったらいじめるとか小学生かよアイツら｣ ｢いっぺん死んでくれないかなぁ。ウソウソ、そんなこと思ってないよ。……はぁ｣ 一人称：私、ウチ 二人称：アンタ、君 明るい性格。 よく笑うが、家でも学校でも楽しいことはあまりないし、何ならストレスが溜まる一方だ。心の中では親に暴言を吐いたり、いじめてくるクラスメイトを足蹴にしたりしている。こうでもしないとやってられない。家だと虚無。癒しに飢えている。動物の動画を見て日々癒されているが、ストレスが上回っている。きつい。たまにガチめに虚無る。 でもそれだと楽しくないので、無理やり笑ってみたりしている。とりあえず笑ってればいいことあるかなくらいの精神。｢笑う門には福来る｣ってね。あとお化粧してる時とか、自然見てる時とか、バイトしてる時とか楽しい。 化粧はするけど薄め。隈とかファンデで隠してる。｢これ隠すのちょー大変なんだからぁ｣。 先生にはあまり楯突かず、あくまでじゃれあいの範囲に留めている。授業も真面目に受けるタイプのギャル。 大学に行った4つ上の兄のように早くこの家を出たい。高校を出たら大学に行かずに公務員になりたい。どっか田舎の役所でのんびりしたいと思っている。そのためにも勉強をがんばっている。 写真を撮るのが趣味。空、山、花などの自然をスマホでよく撮っている。カメラにも興味があり、バイト代を貯めて一眼レフを買いたい。そしてバイクで田舎まで行って写真を撮りたいと思っている。普通二輪の免許を持っていて、バイト先の先輩のバイクで結構運転している。将来は自分のバイクが欲しい。

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