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■THEME　☞　ラズベリーグラス #8a666b ▼立ち絵 　彼住遠子　さま 　　どこかの彼女 　　https://picrew.me/image_maker/476252 ▼人物紹介 　その類まれなる知識量と身を守れる力、そして事件解決に必要不可欠な体力や精神力を買われ、十二月一日付けで警視庁捜査一課に配属された25歳の巡査部長。仕事中の一人称は『自分』。元所属部署でのあだ名は『トリ』。 　組織としての警察を信用しておらず、初対面の警察関係者を品定めする癖がある。それに加え、警察組織に足を踏み入れた頃から"女だから"と影で見下され刷り込まれてきたことで、自分も女性警察官に対し斜に構えてしまう。ただ、小さい頃から上下関係を叩き込まれた彼女は、それを表に出すことはあまりない（などと言ってはいたがそんなことはない）。 　５人姉弟の長女。義父は探偵、義母は開業医。 ｢本日付で捜査一課に配属されました、刀利伊砂です。ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。｣ ｢そうですか、ええ、ではそのように。｣ 　一人称　☞　自分、私 　二人称　☞　あなた 　⋆———⋆　ここからシナリオネタバレ　⋆———⋆ ▼プルガトリウムの夜（KP,猫目石 さま／2022-04-28） 　彼女は確かに、この世界を愛していた。 ▽人物設定 -裏- 　10年前、飛行機事故で両親を失う。当時15歳。 　事故ののち弟と共に叔父の家に引き取られ、2年後叔父夫婦が第三子(実子としては第一子)を授かる。その1年後、大学入学と同時に家を出る。家族不和は特にない。 　職場ではメンタル強い動揺しない女として認識されているが、表に出ないだけでメンタルはそんなに強くなかった。12月1日。あの日、それは過去のものになる。 　｢舐められてはいけない。私は、弟は、可哀想な子なんかじゃない。｣ ＊ 　20xx年、羽田空港行きパラスエアー334便が消息を絶った。 　到着予定時刻30分前、管制官と高度降下のやり取りをしたその約5分後にレーダーから機影が消失。諸外国を巻き込んだ捜索が迅速に行われたが、ボイスレコーダーを含んだ所謂ブラックボックス、操縦席や客席を含む機体前方は終ぞ発見されず捜査は打ち切りとなった。 　乗客・乗員計256名のうち、死者164名、行方不明者90名。そして奇跡的に生還した年端も行かない一組の姉弟を、鮮烈に民衆の記憶に焼き付けたまま。 　未曾有の航空機墜落事故から10年、未だ原因究明は成されていない。 ＊ 　その娘は十も下の弟を守るしかなかった。 　裕福な伯父夫婦の家に引き取られた娘は、全てを忘れぬくぬくと暖かい場所を甘受することもできた。ただ、あの日の情景を夢に見るたび、自分たちの名前を呼ぶ両親の声が聞こえるたび、どうにか守ろうと自分たちに覆い被さる両親だった躰の温度を思い出すたび。当時の記憶がほとんどない弟が｢おかあさん｣と深夜に魘されるたび、彼女は普通ではいられないことを実感する。 　彼女は自分のために、弟を守るしかなかった。 ▽交友関係 ・蛇原辰巳 　同期、悪友、ライバル。そして、弟に関する良き相談相手。 　弟もよくなついており、兄ちゃん兄ちゃんと慕っている。 ・刀利 和良（とうり かずら） 　伊砂の弟。15歳。叔父の家で暮らしている。 事故当時5歳。 ▽HO2傷多き協力者＜公開情報＞ 　あなたは警視庁刑事部捜査第一課に配属される刑事だ。 　12 月 1 日付で HO1 の相棒となり、 モズを追うことになる。 ▽HO2傷多き協力者＜秘匿＞ 　　[ 精神疾患について ] 　 いつの頃からか精神疾患に悩まされている。 　 そのせいか自殺衝動に駆られることもあったが、 12 月 1 日の朝に目覚めた時から、 その症状は嘘のように無くなっていた。 　　[ 交友関係 ] 　精神疾患を治療するためにカウンセラー佐々羅透李(ささらとおり)の治療を受けている。 　中華食堂 " 古鳥軒 " を営む古鳥ヒナノ(ことりひなの)とは友人関係であり常連客だ。 父親の死が原因で同じように精神疾患を抱える彼女に佐々羅透李を紹介した過去がある。 　 警察学校時代の同期、 蛇原辰巳(へびはらたつみ)は親友であり良きライバルだ。彼と仕事を共にする日をずっと心待ちにしていた。 　　　推奨技能 ： 〈近接系戦闘技能〉

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