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河東 祢子(かとう ねこ) 800万、4000万 特徴表 08インスタグラマー：写真術＋10％：#いつメン　#まぢ最高　#超盛れた　#タグで語るな 26ねこはいます：一時的発狂の内容を、意味不明な会話に変更することができる。ねこはいます：ねこはいます。仕様上はねこでなくともかまいませんがねこです。ねこはいます。 17サイレン人間：声が大きくなる。隠れる-30％：みんな！！！！！　ちゃんと隠れないと見つかってしまうぞ！！！！！！！！！！！ カラーリングイメージはロシアンブルー。技能取得は猫っぽいやつ＋猫になるためのやつ＋写真術。 愛猫を連れているのとは別に、白い猫のぬいぐるみをいつも抱えている。 猫を1匹飼っている。白いペルシャ猫。大抵主人の後ろをついて回るか、頭の上に乗っている。頭の上は居心地がいいらしい。名前は「ねこ」。紹介するときに1人称と混ざるので相手が混乱してそうなら「ん！！！」と、ぬいぐるみを小脇に抱えてずいっと前に差し出してください。 1人称は「ねこ」、2人称は「君」、口調は「～だよ！」「～なの！」って感じ。ロリです、ロリを想起するのです。 あとうるさい。ずっとうるさい。 自分のことを毛の少ない猫だと思っている。こぶしは猫パンチになる。真偽は定かではないが猫の言葉がわかる。猫と話すときはもちろん「にゃーにゃー」だし、人間の言語で話すときもな行が「にゃ」になりがち。 変装技術によって猫耳と尻尾をつけている。 猫界隈ではまあまあ有名なインスタグラマー。その理由は単純に超可愛い猫の写真や動画を投稿するから、それともう1つ。 時折、可愛い猫の写真に紛れて「ねこです」「ねこはいます」という文言と共に何もいない風景や建物、屋内などの写真を投稿することがある。もちろん猫はどこにもいない。不気味なそれと、普段の明るい文言＋可愛い写真のギャップに興味を引かれている人が一定数いるかららしい。 ちなみにこの投稿について本人に尋ねると、「う～ん、ねこにもわかんない！」と返ってくる。 特徴表では発狂内容を意味不明な会話に変更できるとありますが、 仮に発狂したら遠慮容赦なくミーム汚染を広げてください。サイレン人間で。ねこですよろしくおねがいします。 サイレンとは、「前方20メートルの位置において90デシベル以上120デシベル以下」と定められており、これより小さな音量に下げることはできない、だそう。なので常に100dbくらいでしゃべってるんじゃないかな。RPは普通にしてください。※100dbです、っていう注釈がずっと付きまとうだけです。 どうか御家族の睡眠を妨げるのはやめて差し上げてください。 ねこはいます差分があります。汚染拡げたいなって思った時にでも使ってください。 2022.5.5(木)「きゃらしまざっちゃった！」→生還(SAN50→51、投擲+6%) ≪裏設定≫ 小学生の頃虐められていた。 あの日は雨だっていうのに、クラスメイトに靴も傘も隠され、全身ずぶぬれになりながら家路についた。 母さんと父さんが帰ってくる前に濡れた服を洗濯して、ランドセルも綺麗にしておかなきゃ。心配かけないように。まあ、2人とも忙しくてどうせ私が起きているうちには帰ってこない。時間はたっぷりある。 ふと、目を向けた路地裏、いつも通りうつむいていたら気が付かなかった場所、そこに段ボールが置かれていて、中からか細い鳴き声がする。覗いてみれば、薄汚い白い子猫だった。捨てられたのだろう、生まれても必要とされず、誰にも見向きもされない。そんな姿に親近感を抱いた。 その日から、毎日その路地裏に行って、少し残した給食やバレない程度に家からくすねてきた食べ物をあげた。箱は表から見えないよう路地の奥に移動させた。小さな体で一生懸命餌をねだる姿は可愛らしかった。捨て猫の女の子と私、ここでだけはお互いが存在を許されていた。その姿を見られていたとも知らずに。 ある日の学校帰りも、いつも通り路地裏へ向かっていた。1つ違ったのは、その路地裏からクラスメイトの男子が出てきたところを見たこと。なんだか嫌な予感がする。男子が姿を消してから急いで向かう。 …ひどいありさまだった。小さな腹は引き裂かれ、中身が外に引きずり出されていた。飛び散ったとて決して多くはない朱が、それでも目の奥に焼き付いていた。 どうしてこんなむごいことを。わたしたちがなにをしたというのだ。 どうして。 どうして、 どうして、どうしてどうしてどうして？ 貴女がいなくなったら、この穴は一体誰が埋めるというの。私はどこで生きたらいいの。 そこからの記憶はない。彼女の体を持って家に帰った私を見て、珍しく早く家に帰ってきていた父と母が驚いていたことだけは、かろうじて覚えている。 なんで早く帰ってきてたんだろう…あぁ、そうだ、私の誕生日だったのだ。 それから芋づる式にいじめが判明して、私は転校した。 でももう、だめだった。 人の顔が見えなくて、声は聞こえるのに何を言っているのかわからなくて。周りの雑音もぐちゃぐちゃ混ざってよくわからない。 それでも猫だけは姿も鳴き声も判別できた。 転校からしばらくして、新しいクラスメイトが家に招いてくれた。大切な家族なの可愛いでしょと言って、ロシアンブルーの猫を見せてくれた。美しい声で高らかに鳴いて、美しいシルバーブルーの毛並みと美しいエメラルドグリーンの瞳を持っていた。大事にされて、毎日美味しいご飯をみんなで食べて、温かい布団で一緒に寝て、好きなだけ家族に甘えて、その天寿を全うして。 私も、貴方みたいになったら。あの子も、貴方のようであったら。 残念ながら、変わった私を見てみんな、気持ち悪い、不気味だ、頭がおかしいのか、と言うようになった。でも、前のように虐められることはなかったし、両親はずっと家にいてくれるようになった。いろいろ病院に連れて行ってくれたようだったが、効果はなかった。それでも優しくしてくれた。 元の自分に戻った方がいいのか、と思ったこともあった。怖くてやめた。もう何が怖いのかもわからなかったけど。 だからきっと、これで、いいのだ。

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