タグ： 海も枯れるまで

大学生。一人暮らしをしている。 両親は記憶がない頃に亡くなっており、伯父伯母の元で育つ。 伯父伯母に非難され、伯父伯母の家の子にいじめられていた。(血が繋がっていないため。) 無駄に顔がいいだの、頭だけは少しは使えるだの。 家の子には「お前はどうせ他所の家の子供だ」と言われ続けていじめられて、でも助けてくれる人もいなかった。 内気な性格のため、学校でも友達がいなかったし、嫌がらせの的になっていたこともある。 高校生の時、近所の図書館で「百井　飾(ももい　かざり)」という同い年の女の子に出会い、仲良くなる。 図書館でよくあって一緒に勉強したり、おすすめの小説を読み合ったりして、一年後に付き合い始める。 飾は時雨の家庭事情を知り、さまざまなことから守ってくれた。 同じ大学に通う予定だったが、高校を卒業してすぐに飾は自殺してしまう。飾は通っていた高校でいじめを受けており、心配をかけさせないためにずっと隠していた。 時雨は飾を守ってあげられなかったことに絶望感を抱き、生きる希望を見出せなくなって、自殺衝動に駆られるようになる。 大学も結局通えなくなり、ずっとオンラインで単位を取っているが、最初の1、2年はまともに単位を取れておらず、現在大学2年生。 何度も死にたいと思っているが、彼女のためにならないと思い、いつも踏みとどまっている。そんな意気地のない自分にいつも嫌気がさしている。 歌が好きで、少しだけ歌手になる夢を抱いていたことがある。(自殺衝動で今はあまり考えていない。) 飾は写真家を目指していた。少しでも飾の望みを叶えるために、飾のカメラを持っている。 内気だが、温厚で誰にでも分け隔てなく接することができる優しい青年。誰かのためになら自己犠牲も問わない。 一人称:僕 二人称:あなた、君、〜さん、〜くん 好きなもの:特にない 嫌いなもの:特にない、かな 通過後ーーーーーーーーーーーーーーーー 顔に大きな外傷がある。それを除けばかなりのイケメン 一色晶と同居しており、晶の学校に行きたいという意思を尊重して大学を辞めて、現在はシステムエンジニアとして在宅で仕事をしている。 飾のことは大体吹っ切れて入るが、ふと思い出して物憂げに浸っている。 笑顔が少し増え始めた。

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