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とある村で葬儀屋をしている女性。代々葬儀屋をやっている家系だが､八苗は家を出て実家のある町から離れたとある村の山奥で独り暮らしをしながらこじんまりと家業をやっている。家は山奥にあった空き家と倉庫をリフォームして住居と仕事場としている。 家族は父と母と兄。 本人は引っ込み思案のコミュ障。目を見て話せん。そして若干の潔癖症持ち(コミュ障ゆえ)。その為いつも黒いシックの手袋をしている。 背は女性にしては高め､ﾋｮﾛｲ､猫背。Ꭰカップ。 葬儀屋として経営をしているがそれらの仕事が無いときはパソコンでデータ打ち込みなどの仕事をしている。また死化粧の技術が高いため､それだけ同業から依頼される事もある。 主に八苗がしているのは身内がいなくなって1人で亡くなった方などの葬儀。家の固定電話に役場などから連絡がくる。 買い物とかはあまり行かない。Amazonesとシロネコ大和宅◯便はかろうじて届く。Uper ETは届かない。 趣味は読書。 ◯上記が公開できる情報↑ ◯下記が公開できない情報 【秘匿HO】 ◯貴方は死んだ者としか生きていくことができない。何故ならば、素手で触れた人間をゆっくりと衰弱させ魂を奪ってしまうからだ、故に貴方は手袋をいつもつけている。 これに気づいたのは幼い頃だった為家族が今どうしているかはPLに任せられる。 自身の店を持ち、亡き人の最後を着飾る仕事をしている。 貴方には友人と呼べる唯一の存在である警察官が居る、彼は貴方が仕事を持ち始めてからよくこの店に来ている。証拠となる死体の保管を密かに頼んできている。 村からは少し離れた山奥に住んでおり、一人暮らしをしている。 八苗はこの力のせいで母の人生を奪ってしまった。母は今はまともに受け答えのできない廃人のような人になってしまい八苗が生まれてからずっと施設に入ってる。 初め幼い頃の八苗はなぜ母が家にいないのか分からなかったが徐々に自分の体質について気付いていくことになる。それはまだ幼かった八苗にとっては辛い現実だった。 そして八苗は手袋を常につけるようになる。人と触れ合いを持たないようにと。小学校､中学校は不登校で高校は通信制のをやっていた。 その学生のときに友人と呼べる人が出来た。学校内で出会うことはまれに行った時の保健室くらいであったがそれでも人と関われなかった八苗にとっては嬉しい事だった。 そんなある日､八苗は友人が不良達に学校の裏に呼び出されるのを目撃する。たった1人の友人を助けたくて､八苗は考える前に自らの手袋を外し不良達に触れた。その後の現場の状況は異質同然だった。息はしているものの何処か虚空を見つめる者､倒れ込んでいる者､異質な状況となった不良達､唖然とこちらを見ている友人､そしてこの状況になってからようやく自分のしてしまった事の重大さに気付いた八苗。 そして八苗はその場から逃げ出した。もう少しで不良達を母と同じ目に合わせようとしてしまった事の恐怖もそうだが､しかし八苗がその場で1番怖かったのはこの異質な光景を見てしまった友人からの拒絶の言葉を聞くことだった。 なので恐れられる前に､否定の､拒絶の言葉を聞く前に八苗は逃げ出した。後ろから僅かに聞こえる友人の声を聞こえないように耳を塞ぎながら…。 それから八苗は前より一層外に出なくなった。そして家にいる間に父の仕事であった葬儀の手伝いをしていった。裏方で既に亡くなっている方の準備などしている時だけ八苗は安堵の時を覚えるようになっていく。 これらの事件があった為八苗は人との関わりを本格的に取らないようになっていく。しかし一時的ではあったが友人ができた事は八苗にとって本当に嬉しい出来事であった。人と関われないとは言ってるものの本当は八苗も友人を作り話したり遊んだりしてみたいと思っているただの寂しがり屋である。 高校を卒業してからはすぐに1人山奥の方へ引っ越し自分の葬儀屋を開いた。銑勿さんとはそれからしばらくした時に知り合った。フレンドリーに話しかけてきてくれる彼にも最初は距離を取るようにしていたが今は多少絆され始めてる。だがかつての友人のことを思い出してしまい､拒絶されるのが怖くてあと一歩が踏み出せない。 【特殊能力】 手袋をせず相手に触った場合即座に1d10のPOWを吸収する。吸い取ったPOWは取得出来ない。使用する度にSAN値を1d6減らす、これによる発狂はない。不動の相手には自動成功だが、動く相手にはこぶし判定が必要。 ●NPC 銑勿　魎（すくな　りょう） 非常に自由人な警察官。そこそこの地位ではあるようで融通を利かせている、HO2に対しては友達感覚で話しかけてくる。事件に上がった死体の一時預けなどもしてくるがたいていは遺体に対しての意見を聞きたいというのが主な目的で有ると知っている。 車を持っており足に使うことも可能。

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