タグ： 大正浪漫X2U令嬢×使用人

二河 白道（にかわ しらと） 28歳、一心家の使用人。 一人称「私」、お嬢様に対しては「お嬢、風蘭様」、その他二人称は「あなた」等 使用人らしく丁寧な口調で話すのだが、叩けば鳴るおもちゃのようなお嬢をからかうのが楽しいようで、皮肉や憎まれ口をよくきいてしまう。お嬢以外の一心家の方々（旦那様や奥様）に対しては非常に謙虚で誠実な使用人。 一心家に代々仕える使用人の家系の一人。幼い頃から使用人としての職務を全うできるように、一心家に教育の機会を与えられ育った。この時代の成人男性の平均よりも高い水準の教育を受けることができ、使用人の生活にまで気を配ってくれるこの家に恩返しをするべく、お嬢の世話から家事に至るまであらゆることをこなせるようになった。 地頭は決して良くはないのだが、お嬢に聞かれたことにスマートに答えるべくめちゃくちゃ勉強した。実はすごく努力の人。ある程度年齢が高い使用人や旦那様などはそれを知っているが、お嬢は知らない。知らないことを良いことにお嬢はこんなこともご存知ないのですか～？常識ですよﾌﾟｰｸｽしてる。 しかし傾きかけている一心家を持ち直せるのはお嬢しかいないと理解しているので、身の回りのお世話や家庭での教育などの手伝いには妥協しない。 ━━━━以下秘匿━━━━ お嬢に恋心を抱いたのはもうずっと前のようで、つい最近のようにも思える。平民である自分がお嬢と結ばれる日など来るわけなく、また幼い頃から仕えてきたお嬢に恋心を抱いているなど知られたら旦那様方に会わせる顔がない。この気持ちは墓場まで持っていこうと覚悟している。 お嬢が幸せに生きることが自分の１番の願いだが、その幸せが華族の贅沢な生活を続けることなのか、心から愛している人と結ばれることなのか、自分に推測はできないがお嬢の選択は絶対に支持しようと心に決めている。それが愛する人に自分ができる唯一のことだから。 ちなみに名前は二河白道（にがびゃくどう）という「極楽往生を願う人の道」を表す四字熟語から。お嬢の側で仕えることはこの上ない幸福であるが、いつかは離れていってしまう苦しさとの板挟みの状態からはやく抜け出したい二河の心情から。 一心風蘭お嬢様のことを第"一"に考え、自分のことは"二"の次の意味もあります🎶

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