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脱獄は乙女の嗜み HO2 斉藤 梨子 (さいとう りこ) 女性 高校生 15歳 関西出身。両親の薦めと本人の努力により、お嬢様学校として有名な(？)｢私立舞麗慈和学園｣に入学することが出来た。お金持ちだが、立派な家柄という訳では無い。今は寮で下宿中。 性格はやや控えめで大人しく、まだまだ｢お嬢様｣としては初心者。マナー等も頑張って覚えている途中である。素は関西弁だが、学園にいる時は周りに合わせてお嬢様口調を使う。しかし拙い。 本が好きなため、図書委員を務めている。よく読むのはミステリー小説だが、漫画も読む。部活は吹奏楽部で、クラリネットを担当。読書の他にお菓子作りも大好き。休日はよく色んなお菓子にチャレンジしている。 HO1 Theお嬢様である彼女に憧れている。図書室で顔を合わせる度緊張してしまって、まともに話すことはあまり出来ていない。 HO3 よく知らない。が、彼女が図書室で長時間勉強をしている時は内緒で手作りのお菓子を差し入れする。毎回感想を聞くのが楽しみ。 執事 岡本 樹 (おかもと いつき) 優しく朗らかでいつも笑顔。30代くらい。梨子が中学生くらいの時から斉藤家に仕えている。たまにドジを踏むが、基本的に仕事は出来る。たまにうるさいくらいお節介。 ｢梨子さん、おはようございます！今日も元気に学校頑張ってくださいね〜！｣ ｢ごきげんよう。斉藤梨子と申します。え、えっと…若輩者ではございますが、どうぞよろしくお願い致しますわ！｣ ｢よう考えもしやんとこんなお嬢様学校に来てもたけど…大丈夫かなぁ…｣ ｢君も本好きなん？うちに小説とか漫画ぎょうさん置いちゃあるから、良かったら今度読みに来て｣ ⚠️以下秘匿 入学後、生徒会長である雲野大良に一目惚れした。彼からも告白をされて、両思いで、更に付き合っているという事実に素直に喜んでいる。彼と過ごす時間はとても幸福であった。 今回の計画を｢本当に大丈夫か｣と不安に感じてはいるが、リスクを犯してまで自分を選んでくれることが嬉しいし、｢愛しの雲野様と正式にお付き合いするため｣と尽力することを決意。基本的には計画の真相がバレないように最低限の動きをする。 憧れであるHO1への罪悪感はあるが、2人は傍から見て冷めているし、結局は雲野様と結ばれたいという欲が勝ってしまった。しかし、お似合いだとは思っている。 HO3が雲野様に付き纏っているという話には驚いたが、彼は魅力的なため誰からも好かれるのであろう。私も彼が好きだから、気持ちはよくわかる。…そんな感じで、ちょっぴり優越感を感じながらも、早く幻滅して雲野様から手を引いて欲しいと思っている。

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