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五百雀　棗（いおじゃく　なつめ） 飄々とした掴みどころのない性格。友達は広く浅く割と多いほう。特技はないが何事に関しても要領良くこなすタイプ。好奇心が強く知りたいと思ったことに対しては積極的になる。大学は中退、現在はなんでも屋と自称してバイトしたり時折依頼を受けたり不規則な生活を送っている。バイトはピザの配達とファミレスの店員の掛け持ち。 職業技能はドライバーから、本業ではなくバイトのため専門的な電気修理・重機械操作は省略、代わりに接客業もしてるので言いくるめ。趣味技能は飄々とした性格から回避、護身用にナイフ、面倒ごとは隠すため隠す、最近人に興味があるので心理学・人類学、雑多な知識として博物学。名前は雰囲気。 ｼﾅﾘｵ:残夏に啼く(HO4)、奇奇怪怪同好会(Chapter2)、 ↓秘匿バレあり 殺人鬼である。強すぎる好奇心ゆえに死とは何かを知りたいと願っている。ただ死のあとは何もないと考えているため自身で試すことはせず、他人の生を奪ってそれを理解しようとしている。人を殺すことは倫理観に反することだという知識はあるため、無闇にそのことを話すことはない。ただし好奇心を満たすための行動であれば別である。 昔から好奇心だけは旺盛な子供だった。知りたいと思ったことには努力は惜しまなかった。両親は共働きでほとんど家にいることはなかったが、十分なお金を置いていってくれていたので何も困ることはなかった。むしろ自分の自由な時間が確保できてありがたいくらいだった。勉学は滞りなく、学校生活も適当に当たり障りなく過ごしていれば何も言われることはない。そうやって最低限やるべきことはこなして自由に生きてきた。 大学に入学してから数か月、いつものようにふと興味を示した対象は人の死だった。それを知るには現状だと難しいと感じ、大学を中退しなんでも屋を始めた。そんなある夏の日、その好奇心ゆえに人を殺した。ただ殺したという実感だけが残っており殺したところは覚えていないため、そのことにもったいなさを覚えている。 追記：不思議な体験を通して死をたくさん経験した結果好奇心は満たされたため、殺人鬼はやめることにした。現在はなんとなくで始めたなんでも屋とかけもちのバイトで生計を立てている。不思議な体験を共にした三人は約束した通り友情割引で依頼は受けるが、無償ではない。生きるためには必要だからという理由で、棗なりの生きる意思。

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