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薬と色に狂った母から、幼少の頃からネグレクト（育児放棄）を受けていた。 早朝まで帰ってこない母親を待つため、公園で母親を待つ事も多く、野良猫や野良犬と多くの時間を過ごした。 ある日、職場の客であった男と再婚した母親。 連れ子の彩文（さあや）が家に来る事になった。 息子と男の連れ子であった彩文に興味がない母親は、愛情などなく、変わらずに"居ない者"としていた。 瑛琉は再婚した父親である男から日常から暴力に晒され、時には性的虐待を受ける事になる。 母が再婚して半年ほど経つ頃、妹の彩文が父親に襲われているところに意を決し、包丁で男の脇腹を刺し彩文を連れ逃げ出した。 当時、瑛琉は12歳で彩文が5歳のため補導を受ける事に怯えながら夜の街へと消えていった。 流れ着いた神無威町で食料をゴミ箱から漁っていたところ、 現在の"親"であり神無威町のグループ"M.O.S.S"のリーダーをしていた兼頭　彰に拾われた。 それから苗字を兼頭として生きる事になる。（後に養子縁組を行い実際になる事になるが） M.O.S.Sのメンバーは老若男女問わずおり（大半は10代の男女が多い）、兼頭　彰の人柄の下に集まってきた。 グループ名は、彰という灯の下に集まってきた"蛾"という意味でいつの間にか呼ばれる様になった。 当時20代前半であった彰であったが、瑛琉と彩文のために金を稼ぎ学校に行かせた。 幼少の頃から、ろくに学校に行かせてもらえなかったため周りについていけなかったが、 血の繋がっていない彰が、自分たちのために必死に働いているのを見て瑛琉は感銘を受け必死に勉強をした。 幼少期から受けていたトラウマもあり、人間嫌いではあるが、 グループ内で深く心に傷を負っている子が居ると側に寄り添い話を聞いたりしていた。 ある日、そんな瑛琉を見て彰から「どうだ、瑛琉。お前の様に心に傷を負った人のための仕事をしてみるのは。(絶対にお前の心の傷を癒す事にもなるから)金なら出してやるからやってみろよ」という一言から、セラピストになるための勉強を始めた。 しかし、人間嫌いと口が上手い性格でめないため諦めようとしたところ、 講師のセラピーで連れてきた犬が異常に懐いている事に講師が気付く。 アニマルセラピストとして教えられ、講師が開いている店でセラピストとして働く事になった。 やはり口が上手ではないため、講師（現在では店長）に笑いながらサポートされながら毎日を過ごしている。 毎夜の様に顔を出していたグループには、現在では週末に顔を出すぐらいにはなったら、少し柔らかくなった瑛琉を グループのメンバー達は笑いながら受け入れてくれているであろう。 【キャラ特徴】 ・妹と彰に危険があれば身を捨ててでも守ろうと思っている。 ・幼少期にろくに栄養を与えられなかったため背が伸びなかった。（SIZ10,CON11) ・幼い頃に義父に行われた暴行により両手の握力がほぼない（STR10,女児レベル）。 ・動物に好かれる性格。恐らく動物は弱った者に対して寄り添う事も多いため、それだけ傷ついているという事である。 ・人に対するトラウマがあるため交渉技能は皆無。 ・人間嫌いというよりも、人が怖いという面が強い。 ・特に年上女性に対して苦手なところもある。（幼少期の母親の扱いの影響により） ・逆に言うと女性に対する承認欲求は強いのかもしれない（甘えられず承認されなかった生い立ちから） ・という事も周りに言えないため基本ツンツンしてる。 ・他人でも、子供に対する暴力（それに近しい行い）に対して異常な執念があり、見知らぬ人相手でも場に割って入る。 ・上記の際には口が異常に回るようになる。 ・月夜　蓮とはグループで面識あり。心が弱っていた月夜とよく話していた。瑛琉自身も割と心を開いている模様。 ・グループ抗争もあるが握力がなく無力だったため、彰から貰った改造エアガンとスタンガンを使用している。 ・↑腕前は並以上、プロ以下の可もなく不可もなくレベル。 ・就職してからは、週末の夜にたまり場に顔を出すぐらい。

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