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「僕は今まで人生でじゃんけんに負けたことがないんだ。君にだって負けない。」 「僕は生まれてきたこと自体が間違いだったから。いつもお母さんに言われるよ。『お前を生んだのが間違いだった』って」 「僕なんかでいいのか？」 「生まれ変わったら今度はお母さんにも愛してもらって、君にも会って、自分のことを誇らしく生きられる人生が欲しい。」 【性格】 一人称：僕 二人称：君 口調：～したい。～ない。 一見ロング髪の女の子にしか見えない青年。幼少期から母親より男の子として育てられてこなかったことから、自尊心が育たずに生きてきてしまった為、とても自分に自信がない性格をしている。また、男の子として生きたいと願っている半面、女の子のように育ててきた母親に逆らうことも出来ず、今も髪を切ったり出来ないでいる。服装もレディースに無理やりメンズのパーカーを合わせたような恰好が多く、家ではそういう格好ですら許されない為、本人はこっそりと自分を保つために行っている。また、過去にそうした服を購入してあることが母親にバレた際、服を捨てられた経緯を持つ。将来の希望として伸び伸びと好きな服を着て、そのままの自分を認められる。そんないつかを望んでいる。こんな格好をしているが、実は声変わりを果たしている。が、母親はそれすら気が付いていない。 【経歴】 5歳の頃に父親が不倫により離婚しており、母親に引き取られる形で生活している。また、それ以来、母親が自分を憎むようになり、男の子として育ててくれなくなってしまった。それ以来、家では女の子のように扱われ、男を彷彿とする様な言動や態度を取れば、憎まれ口や体罰を受けてきた。 そうした中で、学生生活は私服アリの学校を強制され、受験に失敗すれば捨てると何度も言葉を浴びせられ続け、なんとか無事に入学。そして、歪な学生生活を送ってきた。 今は大学に進学しており、家元から離れようと考えているが、どうすれば家から出られるのか。自分でも分からないまま大学生活の2年目を続けてしまっている。

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